脱線の脱線による脱線ブログ(ロレンススターンにホサナ)
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「ここから先は・・・」
 「ここから先は鬼のような難易度の極殺兵器があなたを待ち構えていますがそれでもプレイしますか? はい/いいえ」(うろおぼえ)というメッセージと共にスタートする『怒首領蜂大往生』の二周目。



 「はい」を選択した5秒後にゲームオーバーという、人を人とも思わぬ設定がスゴイ。二周目の一面が、すでにして一周目の最終面より難しいという、ワンコインクリアしたプレイヤーを泣かせる難度。

 上記の動画が、その二周目一面。御用とお急ぎでない方は、一度確認されると宜しいかも。もう「どうかしてる」

 「鬼のような」で思い出したけれど、『クイズマジックアカデミー』(コナミ)

 「文系学問の鬼」として、同ジャンルだけはズバ抜けた正答率で、ちょっと前までは楽しんできたけれど、これもちょっとどうか――という事態に突入。

 前にも書いたかもしれないけど、クイズの答えをメモしてる人がいて、しかもそれが結構な人数なんだよね。全国区で考えたら、相当な数だろうと思う。

 一度出たクイズの答えを外部記憶装置(ケータイほか)に入力し、その助けを借りてプレーされちゃうと、「クイズゲーム」としての根幹が崩れてる気がする。

 「ゲーム」に限らず「遊ぶ」ものは、オモシロさを成り立たせるためのルール作りが根本にあるはずなので、そうまでして勝ちたい!と言われると、さすがに縁遠くなっちゃうなー。

 ちょっと湿っぽい話題になったけれど、今日の『アニメギガ』は、敬愛する神山健治(かみやまけんじ)監督がご出演される由(午前0:40-1:19)

 (作品もいいけれど、ご本人のファンといった感があるので、そうしたくさぐさが聞けるといいな)
# by ulyssesjoycean | 2009-11-22 18:17 | 駄文 | Comments(0)
軽音部のアレ
 ちょっと前の日経新聞「春秋」(某ナントカ人語のスペース)に、文化部マンガの人気作ということで、当方イチオシの『とめはねっ!』と並び紹介されていた『けいおん』

 アニメーションで音楽をやるのは作業的にちょいとした地獄絵図になるはずなので、そうしたテクニカルな面の興味もあって今回拝見。

 軽音部の話ということで、見る前から勝手に、昔のロック音楽がバシバシかかる、ある種『スクール・オブ・ロック』的な作品なのかと思っていたら、ぜんぜん違うのね。

 むしろ「バンドはじめて物語」といった体裁で、ギターを買うには、エレキギターとはなんなのか、アンプの使い方は――などなど、解説的な要素がすごく多い。

 なるほど、弾くようになってしまうと当たり前だけれども、そういや最初に買ったときはこんな感じだった――とか、アンプにつないで鳴らしたときは感動した――といった「皮膚感覚」が、やらない人にも分かりやすく伝わる気がする。

 笑ったのが、その軽音部の部室が広くて小ぎれいなこと。

 今はどうなのか分からないけれども、ああいった部活は(こっちも含めて)行き場のない人間が集まるカオス空間という印象があるので、そこはズバーッと外したんだなぁ――と。いや、それが正しいです。

 (追記:昨日は所用あって更新できませんでしたので、本日は二回更新にしたいと存じます)
# by ulyssesjoycean | 2009-11-22 08:51 | 駄文 | Comments(0)
『生涯は夢の中径』
 吉増剛造氏の折口信夫(おりくちしのぶ)論『生涯は夢の中径(なかみち)』が見つかる――というより、品揃えがスゴイ!という古書店を発見。

 小体(こてい)な構えながら、各分野で「おおっ!」というような掘り出し物が揃っており、主の気合が感じられる。

 先日のプレイヤド版を見つけた洋古書店と、和書については今後こちらを参照するようにしよう。でも、探していたフランス語の参考書は見つからず。まあ、そうあなたまかせにはいかない。

 (そういや先日、吉増剛造氏の話題から、詩は読みますか?といったことを聞かれたなぁ。

 頭がヘロってると聴き取るほうもアヤシイので、そーいうことを言ったのではないかと思うんだけど、あっちでは今も[ジャンルとして]詩は愛唱されているのだろうか)
# by ulyssesjoycean | 2009-11-20 18:41 | 駄文 | Comments(0)
『P4』
 『P4』といえば、『ペルソナ4』(アトラス)

 同シリーズでは『ペルソナ2 罪・罰』の2作品が突出していたので、あんま関心なかったんだけど(スマヌ)、せっかくの機会だからね。別なところで森久保祥太郎氏の名前も耳にしていたし。

 「P4」ということで、「P」がつくものを並べていこうかと思うけれど、そうすると次は当然「ポ」ール・ヴァレリー。

 以前、何を間違ったか同氏の『ドガ、ダンス、デッサン』の原書を購入したところ、同書中の一節に腹が立って、それ以来、意地になっていたようなところがあった。

 それが今回、『ムッシュ・テスト』読みたさに同氏の「プ」レイヤド版を読み進めていたら、ありゃ、オモシロイな――と。

 ただ困ったことに、自分のフランス語力ではヴァレリーの散文を読むのはシンドイ。小説はそーでもないんだけど、批評論文の類はかなりハードな文章。

 困ってばかりもいられないので、コレを機会にヴァレリー著作集を取り寄せて、邦訳に馴染んでから原書を幡読していこう――

 幸い、寺田透氏の訳文を眺めたら、それほど読めてないわけでもないと確認できて一安心。

 でもやっぱり、細かい文法事例が頭に入ってるワケではないので、調べた中では目黒士門氏の『フランス広文典』(白水社)が総論として水際立った仕事ぶりだから、これもちゃんと揃えておこう。

 最後は『怒首領蜂』。ドドン「パ」チで、ちゃんとパ行の音が入ってる(無理やり)。

 ボムとハイパー状態をどしどし使っていくと、けっこうな確率でワンコインクリアができることが判明。でも条件は守ってるハズなのに、なぜか二周目に行かないんだよなー。
# by ulyssesjoycean | 2009-11-19 17:57 | 駄文 | Comments(0)
学魔カルセンに来る
 羽鳥書店のブログを確認していたら、うわー、高山宏氏の新宿カルチャーセンター申し込みの報が!(「かたち三昧」で三昧)。

 同じく、東京大学出版会PR誌『UP』にて、軽妙な語り口で憲法を説いていた長谷部恭男(はせべやすお)氏も担当されるとか。

 同氏の連載はいまだスクラップしているほど楽しみにしていたものなので、そして羽鳥書店から出た一著のはガチの憲法総論で予想と違っていたので、むしろこの講座が気になる。

 ただ、東奔西走になりかねないことを思うと、さすがにちょっと及び腰。

 でもあれですよ、「必要になってから準備をし始めたのでは間に合わない」という、宮崎駿アンド押井守の言葉を座右の銘としているので、知っておけば、対応のとり方も色々ある。

 気がする。

 うわー、かえって知っちゃったことでワーワーな状態になってるなー。わー。
# by ulyssesjoycean | 2009-11-18 12:54 | 駄文 | Comments(2)
『レンブラントの目』まで
 もーいーくつねーるーとー『レンブラントの目』ー(語呂悪し)。心境的には歌でも歌いたいくらい、待ち遠しい高山宏氏の訳書。

 とは言いながら、サイモン・シャーマ(Simon Schama)については、『風景と記憶』(河出書房新社)以後、そこそこ原書でフォローした結果、やはり『富めるが故の惑い』一著に尽きると痛感。

 17世紀オランダ文化の精髄を、たくみなユーモアで語った名著で、この印象があまりに強いものだから、以降の著作にリキが入らない――という感じ。

 そういった経緯あって、人文関係についてはスタフォード一本槍(入荷待ち)。小説はフランス語とドイツ語で、マンガについては『北斗の拳』『君に届け』

 『君に届け』はやっぱオモシロイね。好悪の情でも、「好」を中心にすえた物語の運びが良い。むしろ珍しいんじゃないかなー。
# by ulyssesjoycean | 2009-11-17 18:07 | 駄文 | Comments(0)
なんニャー!が二つ
 バーバラ・マリア・スタフォードの『Echo Objects』(Chicago University Press)をやっと注文!と思ったら、なんニャー、在庫切れとは。

 でも割にすぐ補充がされるのかな? 天与のマナと崇めるスタフォード氏の最新作だから、当分はこれを楽しみに。

 で、もうひとつのなんニャー?は、「ジャックダニエル」。有名なお酒だけれども、そのキャンペーンでギターが当たるらしい。

 形状は黒のエクスプローラー(↓)そっくりで、それにジャックダニエルの柄がプリントされている由。

 変わったキャンペーンだなぁ――と思ったけれど、そのギターの製作元がESPというのでビックリ。じゃあ、本当に良いギターが当たるんじゃん!

 そう思ってちょっと調べたら、同好の士が多数いるみたいで、欲しい! どうやったら当たるんだ?! 応募券欲しいからみんなで協力しよう――などなど、かなりアツイことになってる(笑)。

 でも、弾かない人からすれば、シャレで応募したらギターが当たっちゃったよ――という、かなりアレなことになるよね。なんにせよ、ものすごいターゲットを絞りこんだ懸賞だよなー。

 (ロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のベーシストが、ジャックダニエル柄のベースを持っていて、そのシャレなんだろうけれども)
# by ulyssesjoycean | 2009-11-16 12:04 | 駄文 | Comments(0)
北斗のナニか
 ナニかって、「拳」しかないだろう――という、超のつく有名作、『北斗の拳』(集英社)を今回、ご縁あってまとめて読む。

 以前、資料として(?!)何巻か目を通した以外は、これがまったくの初見なので、ああ、こういうマンガだったのか――と納得。

 次々と打ち出されるハッタリの数々に、今となっては吹いちゃうところもあるんだけど、大上段で大見得を切られる快感がある。

 ハッタリでどーん!というのは、やっぱり大事なことだと思うんだよね。資質的にそれはできない――という人も多いかもしれないけど、大嘘の楽しみというのかな。

 あとは流行りに流行った言葉感覚がオモシロイ。「強敵」と書いて「とも」と読ませるとかね。沙村広明氏の短編集はおろか、確か『オトメン』にも(!)出てきた気がする。

 やたらと人が死んでいく展開は生理的にどうかと思うところはあるものの、大ヒット作だけあって、読んでいて得るものも大きい。

 中でも一番エライなぁ――と思うのは、週刊誌と言うペースの中で、崩れた絵を出してないってこと。変化はするんだけどね。これはスゴイ。

 以前、『ユリイカ』の特集号で、高山宏氏が自身の翻訳作法を「原石探し、一本釣り原理と呼ぶ」と言っていたけれど、どうしてもそうなっていってしまう――

 だからこそ、大ヒット作ほど読んでないという、逆説的な状況があるので、こうした機会にだーっと目を通すことができるのはありがたい。

 (そうすっと次は、『ドラゴンボール』かな。絵はよく描いていた記憶があるけれど、これもまた通覧したことがない。カリン様は好きだけれどね)
# by ulyssesjoycean | 2009-11-15 13:15 | 駄文 | Comments(0)
『君に届――かない!』
 『君に届け』は、お話も悪くないけど、決めのシーンの絵が素晴らしい――と思い、模写に何度かチャレンジするも、ことごとく失敗。ムズカシイよ、これ!

 こういう、「ザ・地獄少女」なスタイルは描いたことないなー。大丈夫かな――と思ったら、やっぱ大丈夫じゃないなー、という。

 髪を黒でつぶしちゃうのも、おっかないなー。表紙絵を集めた画集とか出てないのかな。
# by ulyssesjoycean | 2009-11-14 19:45 | 駄文 | Comments(0)
朝吹真理子『流跡』
 このところ各詩誌で話題になっている朝吹真理子氏。ほかならぬ柳瀬尚紀氏もコメントされているので、雑誌『新潮』の10月号を取り寄せる。『先生とわたし』以来だね。

 ジョイス以後に小説を書くのは大変だな――と、読了後、そのことを痛感する。

 タイトルにもあるとおり、水や川というのがモチーフになっていて、当然、ハードな文学読みであれば、「アナ・リヴィア・プルーラベル」を思い出し、あとはB・S・ジョンソンの『トロール』など。

 全体の雰囲気はまったくクロード・シモンという感じで、なるほど、ヌーヴォー・ロマン好きの柳瀬氏が言及するのもうなずける。

 ただやっぱアレですよ、いくら読んでも「ジョイスがない」(高橋源一郎)んだな。これは朝吹氏に限らないんだけど。

 前述のシモンしかり、前衛と言われる作品は色々読んで、どれもそれなりにオモシロイんだけれども、ジョイス作品にある「ジョイ(喜び)」がないなぁ――と、いつもそのことが引っかかる。

 『ユリシーズ』が1922年、『フィネガンズ・ウェイク』が1939年で、あれだけムチャクチャやりながら、全体に楽しい雰囲気が漂っていて、言葉それ自体がワクワクしているのを、読みながらいつも感じる。

 だから今回の朝吹氏にも、そうした要素があるだろうか――というのが主たる関心だったんだけれど、ああ、やっぱり、「JOY」は見つけれらなかった。

 あとはこっちの関心のあり方が変化して、小説それ自体も文化史の枠組みに位置づけるようになってしまったし、どうしてもメインはヴィジュアル。

 言葉だけの世界がどうにも嘘くさく感じられるようになってしまったという、バーバラ・スタフォード・ショック以降は、もうどうしてもそうなってしまうな。

 同じく話題になっている――ということでは、この自主制作(!)アニメに腰を抜かす。すげー。



 (すごい!と関心しながらも、これだけのクオリティを現段階で成しとげてしまうと、次の段階に進んだとき、ご苦労されるのではないかと思う。でもこれは応援したいね! DVDも出る[出す]とか?)
# by ulyssesjoycean | 2009-11-13 11:59 | 駄文 | Comments(0)
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