メモの切れ端にサササッと描いたら、脱力した良い感じのデンスケが出てきた。バランスは悪いけれども。
描いたものは必ず、裏返して光にあて、デッサンの狂いを確認するんだけど、この
「裏返しチェック」って、誰が考えたんだろう? そもそも、紙ぐらい薄いものじゃないと、それもできないわけだし。
機器の性能向上に伴い、最初からペンタブレットで作画されるマンガ家の方も多いと聞く。そうした場合、このバランスの確認はどういう手順になってるのだろうか。ボタン一発でできるのかな?
(なにしろ、「あの」島本和彦先生も最新作『アスカ@未来系』ではペンタブ作画に参入!詳しい方に聞いたら、やはり作業負担がかなりの程度軽減される由。
『とめはねっ!』の模写をしながら気づいたのは、これはどうやら、基本は「線画のみ」の作画で、あとの処理はアニメーションの「色指定」のように行っているんではないか――と。予想なんだけどね)
(ただアレですな、PCの前に行かないと絵が描けないというあたりがネックだなー。
だから今後は、紙に描く/PCで描くというのが、二項対立ではなく、用途に応じて使い分けるようになっていくんだろうね。手紙とメールみたいなもんで)