あんまりゲームをやらなくなってしまった今日、たまに購入する
『週刊ファミ通』(エンターブレイン)が貴重な情報源ということで、今回の記事で印象的だったのは
「乙女ゲーム」。
その嚆矢とも言える
『アンジェリーク』が発売されたときは、ちゃんと根づくのかなぁ――なんて一抹の不安もあったりして。しかもメーカーが
『信長の野望』のコーエーだという。
でもこうして特集記事になるくらいだから、なるほどちゃんと根づいたのだと一安心(?)。くわしいことはまるで知らないから、今回のがけっこう貴重な資料。
そしたらなんと、
『薄桜鬼』がダントツのキャラ人気で(というより、1~4位が全て同作のキャラクター)、新撰組の力をあらためて思い知った次第。
まずこっちは
「はくぼき」と読めないから、
「うすざくらおに」じゃないしなぁ――なんて。
以前、ササキバラゴウ氏が寄稿した
『新現実』の記事を読んでいたら、やはり
「ハードルの高さ」ということが述べられていた。
「乙女ゲーム」のことではなかったけれど。
マンガやアニメーションと違って、ゲームとなると、やはり最初のハードルが高い。これは単価や流通の問題とも関わってくると思うけれど。
『先生とワタシ。』(not四方田犬彦)や
『桜蘭高校ホスト部』ほど、気軽に手が出せないというかね。まあ、気軽なこっちも既にしてどうかしているな(笑)。
以前から激ホメしている、真田順子氏の
『鍋娘ズ』(『コミックビームFellows!』第八号掲載)にもそんなネタがあったりして。気になってはいたんだけど。
じゃあ自分でもやります――とは行かないところなので、前出のササキバラゴウ氏や今回の記事が干天の慈雨。なるほどなぁ――って。
ゲームの世界については、シリーズ作品が一本出るごとに
「わぁっ!」とジャンプアップしていく過程を体感しているので、遊べなくなってしまった分、なんとか関心だけは持っていたい。
(以前、アニメーターの田中達之氏が言っていたけど、1979年前後に大作が次々と現れ、あれでおかしくなったと語っていたな・笑
こっちの場合、多分テレビゲームがそれに当たるんだよね。「これはスゴイことになってる!」という高揚感があって。それだけに、敬意と関心は今も持っていたいところ)