本当にようやくという感じで読むことができた
『Fellows!』(エンターブレイン)の11号。今回も二分冊だったけれども、読み応えがどうかしてる。
やはり今回の見どころは、なんといっても
『たまりば』でしょう! 小学生男子
「たっくん」のけなげな仕草にホロッと来る。
お話が判っちゃうのであんまり具体的なことはいえないけど、
「癒される」というセリフが出てきて、実際、
「たっくん」がそばにいたらそう思うなぁ――という、一話でしたな。
あとは犬童千絵氏の新連載
『三鬼本家の食卓』が神すぎるクオリティ。画力もそうだけど、白いご飯と味噌汁をこれだけ美しく描ける人はいないよ。
最終回を迎えた天乃タカ氏の
『誰が為に鋼は鳴る』も――なんて、感銘を受けた作品を区々(いちいち)フォローしていたら終わらなくなってしまう。
最近つくづくと思うんだけど、マンガ雑誌のペースも、隔月ぐらいがしっくり来るなぁ。
『季刊エス』(飛鳥新社)とか、三月に一度では!とか、少しも思わなくなってる(笑)。
そうそう、同誌に載ってた寺田克也氏のインタビューがまたスゴイ。読みながら、
「えっ、それが上手くなるスタートラインなの?!」と驚愕。
(もう果てしないな――と思いながら読み進めた次第。これについてもまた後日)