機会あるたびにせっせと行ってくる書道展。今回は高校生の入選作品がすばらしいの一言。
ド迫力の
「静」、北魏カイ書など、勢いがあって荒々しい筆致のものが殊に印象的。かっけー。
気に入ったものをメモに取っていくと、みな、女子ばかり。もっとも、書道部はほとんどが女子部員だそうなので、当たり前なのだろうけど。リアル
『とめはねっ!』だなぁ。
書道展も、鑑賞の仕方は殆ど美術だから、目の前に行くと、全身がゾクゾクッとするかどうかが、自分の唯一の鑑賞基準。
なんかピカソがそういうことを言ったらしいんだよね。どうして良い絵か分かるかっていうと、それは描いているときの手の触感で分かるんだそうな。
それでいいんだ――と割り切るようになったから、書道展もぐっと楽しめるようになった。
それだけ書道を身近な存在にしてくれた
『とめはねっ!』も、そろそろ新刊が出るはず。
「かな編」に入って、連載では追いきれていない部分もあるから、なおのこと楽しみだなー。