国芳のネコ絵がすばらしい――と思っていたら、歌川広重もネコ絵を描いてるのね。それをシールにあしらった一枚をいただいたので、さっそく模写。
単純な描線だから、ステノペ(紙を見ないで行うクロッキー)で上手くいくかな――と思ったら、ムツカシイ! これってそもそも、筆で描いてるの?
自分的に得心のいった一匹は、左下の方の、袋をかぶってるネコ。顔をつっこんだら、出られなくなったんでしょう、きっと。
こっちは国芳。江戸時代から、ネコは画題として一般的だったのかいな。北斎漫画も、今度探してみよう。
――で、今回模写してて気づいたのは、ネコの尻尾が短いこと。当時の日本ネコは、今と違って尻尾が短かったのだろうか。