食料品・日用品の物流はほぼ回復といっていい中、ずーっと停滞していた本の入荷が、4月8日から再開されるとのこと。嬉しい。
買い込むという意味でなく、本が出回るようになってくると、落ち着いてきたのかな――という心地がする。
これでやっとモメンタムな一冊も書店店頭で拝むことができるようになるか。
『龍が如く』シリーズ最新作の発売日も決定したようだし(二ヶ月先になって、6月の由)。
で、実際に書店に足を運ぶと、新刊は入ってきていないものの、いつにない活気があって、たくさんの人が本・雑誌・マンガを真剣に買い求めているので、これはなんとも嬉しかった。
マンガ家・石黒正数氏のHP(「おかんの家」)を見ていたら、こんな記述が。 「こんな時に漫画なんて描いてて良いのか?」
って思いと、
「いや、こんな時だからこそ予定通り、平然と娯楽が出版されるべき」
って思いと、
「て言うか俺、これしかできる事ないし」
(石黒正数 HP「おかんの家」 2011・4・3)
いやいや、読者の方でも、こっちじゃみんないつになく真剣にマンガ(や本)を求めてますよ!と、お伝えしたい気分になる。
若い人――という言い方は漠然としているけれども、中高生と思しき年代の人たちが、がっつり本やマンガを買っていく姿は、実に頼もしく嬉しい光景だった。
(そういや『コミックビームFellows!』は、三分冊ではなく、4分冊みたいね。一週間に一冊の計算か。
買えんのかな――と思っていたけど、この分だと買えそう。でも4冊分も本棚のスペースないよ)