三月末から順次発送ということだったから、こりゃ届くのは相当先になるかな――と思っていた
『コスチュームFellows!』(非売品)が届きました。ありがたし。
制服をテーマにした短編をFellows!の執筆陣が手がけるというもので、小冊子とは思えないボリューム。頼んでおいてよかった。
本誌とはテイストの違うものもあって、特に紗久楽(さくら)さわ氏、雨隠(あまがくれ)ギド氏[変換しづらー]の二作品が印象に残る。
前者は、松苗あけみ氏を思わせる画風で、ぽわぽわ~っとしたエピソード。後者は
「男の娘」もの。
中川きれえ氏の
『ボーイミーツ内なるガール』といい、最近感銘を受けるのがみーんな
「男の娘」もののエピソードばかりなので、さすがにうーんと唸ってしまう。
ただ、よくよく考えてみれば、シェイクスピアだってディスガイズ・プロットといって、女装・男装が頻繁に登場するから、驚くことはないのかもしれない。
自分としては、
『十二夜』の男装麗人・ヴァイオラが印象的だったなー。
また、そうやってシェイクスピアを換骨奪胎してキャラクターを持ってくるというのは、手としてはアリだと思うけれど、やってる人はいるんかいな。
いや、新撰組や一部の歴史モノが大変に人気だということなので、ふっと、シェイクスピアについて思い出した次第。