色々あったけれど、
いよいよ放送となった『もしドラ』のアニメーション。
ヒット作には学ぶところがあるはずと思いながら、ドラッカーに興味はあるものの、どうにも文章的に入っていけなかった。
それを
「もと」にしたアニメーションだったら、換骨奪胎されていて、見やすいかな――と思ったんだけど、ふっと、これは誰向けに作られたものなのだろうかということが頭をよぎる。
見ている限りは、これといった作画的な見せ場も見当たらないし、かなり淡々とした丁寧なつくり。やっぱりドラッカーの言ったことを伝えるという姿勢なのかな。
いくら2010年度のベストセラーといっても、それだけで押すのはキツイところなのか、野球部男子がイケメン揃い(笑)。
最近の事情については疎いところなのでなんともいえないけれど、野球部のキャストは、相当人気のある人たちなのだろう。
番組終わりに、
「私とドラッカー」という解説篇(?)がついているけれど、できることなら、この番組それ自体の解説篇があって欲しいなぁ。
「もしプロダクションIGが『もしドラ』のアニメーションを制作したら」というような。もしかすると、DVDにはそうした特典がつくかもしれないけど。