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[タカヤマ学派のブログ]マンガとアニメーションと人文を脱線(Digression)でつなぐブログーーだったのが、現在は語学人目線で理数系にガチチャレンジ中の内容増えた。あと「文系と理系を両方マジで取り組んでみた」など。理数系とピコピコの話題多め。あと学魔・高山宏の影響を受ける「タカヤマ学派の1人」らしい。その方面では主に経済学担当。(2020年8月に追記)
by ulyssesjoycean
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もじゃひげバシュラール

 エレーヌ・テュゼ『宇宙と想像力』(Jose Corti)を読み進めていくと、ガストン・バシュラールにたどり着く。
もじゃひげバシュラール_d0026378_9514877.jpg

 ただ単に、学恩がどうこうというレベルを超えて熱心に言及されるので、テュゼ氏は相当お世話になったのだろう。また、実に愛情のこもった言及の仕方。

 ガストン・バシュラールという名前は聞いたことがあるけれど、これだけ愛されるとはよほどスゴイ人だったのか――と、急に関心が湧く。
もじゃひげバシュラール_d0026378_954447.jpg

 で、ちらっと伝記など眺めると、ものすごいひげもじゃのおじさんが出てきたよ。ほとんど仙人というレベル。そうかー、こんな人だったのかー。

 以前、ロラン・バルト関係で腹を立てて以来、フランス現代思想系の翻訳書は一切読まないと心に誓ったので、手に取るとしても、フランス語の原書になっちゃう。
もじゃひげバシュラール_d0026378_958091.jpg

 でまた、原書で読んだほうがまだしも分かりやすかったりするからやりきれない。以前、知り合いのフランス人の先生にそのことを伝えたら爆笑してらしたので、そう思うのは自分だけではないのだろう。

 肝心の『宇宙と想像力』は、序文を見ても、マージョリー・H・ニコルソンはある、A・ラヴジョイはあるということで、がっつり「観念史派」。タカヤマ先生が推すわけだ、そりゃ。
もじゃひげバシュラール_d0026378_1014214.jpg

 (宇宙観の変遷をたどった書物だから、古い意味での自然科学がいっぱい出てきて、そっちをフォローするのが大変という感じ。

 でも細かく章立てがされているので、飽きずに次々と話題を追っていけるのは嬉しい。ただ500ページ越えの大冊だから、読みきるのはけっこう先だなぁ)
by ulyssesjoycean | 2011-05-01 09:51 | 駄文 | Comments(2)
Commented by のどるy at 2011-05-02 15:48 x
お久しぶりです。。パラドクシア・エピデミカ来月下旬に出るそうです↓
http://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/paradoxia-epidemica.html

洋古書で㌧でもない値がついている本なので邦訳出るの嬉しいのですが、個人的にはスタフォードやE・シューエルの未訳本を読みたいんですけれど・・。「象徴と神話」も年内出版予定ということで、まあこの感じなら3年以内??には出そうですね・・。いろいろ出版界にも事情があるのでしょうけれど。。最近はさらに不景気(+震災)ということもありますしね・・。

あと「パラドクシア・エピデミカ」は「西洋思想大事典」を分冊した、叢書ヒストリー・オヴ・アイディアズ第7巻の「愚者の知恵」(コリー他著)を読んでおくと良いです。これとあと第8巻の「アレゴリー・シンボル・メタファー」(A・フレッチャー他著)あたりを読んでおけば個人的には十分という感じなんですが(スタフォードから「アレゴリスト」と一喝されそうな・・)。であと、1巻目がM・H・ニコルソンでした。古書で探せば手に入ると思います。ではでは・・。
Commented by ulyssesjoycean at 2011-05-02 18:14
 >パラドクシア

 お教えくださりありがとう存じます。ついに完訳ということで、また訳者あとがき等々で、高山先生がどのような目配りをされるのか楽しみにしております。
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