先日の日経新聞文化欄に、極限まで単純化された日本の絵(戯画)がある――と、実に卓抜な批評を寄稿していた、フランスの学者がいた。それがクリストフ・マルケ(Christophe Marquet)氏。
たまたま調べものの過程で、
『日本の文字文化を探る』という研究書が見つかったので、それに目を通してみるよ。風を通してみたら、マルケさんよりも、もう一人の仏人学者の文章がヒネたユーモアがあって、そちらに興味津々。
でも誰もマサン(Massin)には言及してなかったな。日本の文字文化の話だからいいんだけれども。