ご縁あって始めることになったロシア語も、因果なことにNHKラジオの講座が毎年4月・10月スタートなため、どこから始めていいやら非常に難儀する。
もちろん、ものすごい必然性があるわけじゃないだからやらなくても良い――という選択肢が存在するようでいて、これがどうも違う。
経験上、それが何の役に立つとか、今の自分には必要でないと思っても、そういうお声がかかったということ自体がでかい歯車の一端に引っかかったということなので、そういう機会は逃さないようにしたい。
まぁ、こういうことを言うとオカルトかと思う人もいるかもしれないけど、どうもそういうことでないらしい。夏目房之介さん言うところの
「人生はサーフィンだ」説に近い。
自分の波だと思ったら乗る、自分の波じゃないと思ったら降りる、これは直感的な判断だ――と
『これから』にあったけど、まさにそういう感じ。
でまたおっそろしいことに、そういうお声がかかること自体がひとつのチャンスなので、それを断ったりすると、でっかい歯車からひょーんと外れてしまうことになるので、チャンスがまたえらく遠のいてしまう。下手すると、もう二度と来なかったりする。
なにもロシア語を始める始めないでそう大げさに構えることもないんだけれども(笑)。でも実際、見る人はちゃんと見ていて、裏ではそういうことが動いてるんだなーと目にすることが多いので、言われたものはやってみるかなと。語学は好きだしね。
ただ結局、ロシア語をどこから始めるかというのはいまだに分からなかったりする(笑)。でもこれがまた難しいところで、やった方がいいからと焦って手を付けるとまたえらく遠回りすることになるからなぁ。
ひとまず、この間から名前を聞いているトルストイをいろいろ読んでおこうかなと。これもなぜかトルストイなんだよね、ドストエフスキーじゃなく。