今回の特集号が品切れ状態で長いこと買えなかった
『季刊エス』(飛鳥新社)。特集内容が
「女体」というテーマなので、アートからそっち系のマンガまでいろんな書き手がそれぞれの想いを語っている。
ひとつひとつの対談は面白いんだけど、最初から最後まで延々と人間の絵が続いていくので、動物好きな自分としてはちょっとおぷっとなる。
前々から思っていたんだけど、
『季刊エス』のアンケートには読者からの投稿イラストに投票するページがあり、必然的にそこもよく眺めることになるんだけど、全員が全員人間を描いているので、違うものを描く人はいないのかなーと思ってしまう。
また一方で、みんな人間描くの好きだなぁ、自分はそんなに好きじゃないけどなぁ――という感慨も出てくる。描いてはいるけれど、どっちがいい?と聞かれたら、やっぱり動物を描くと思う。
自分で撮った写真を見ても、動物・植物・風景ばかりで、たまたま写ったのを例外とすれば、ファインダーの中にまったく人が出てこない。そうしようと思っているわけではないんだけども。
だから絵とか写真って、オモシロイ反面、コワイところもあって、さらさらさらっと描けるものと、ぜんぜんかけねーっていうもので、なんかフロイト先生に指摘されそうな気もする(笑)。
なんの話かよく分からなくなったけど、次回の
『季刊エス』ではメイキング特集ということで、そっち方面が異様に好きな自分としては、今回の特集号以上に楽しみだ。