『季刊エス』(飛鳥新社)の特集号の大体に目を通し、その中にフィギュアの話もあったけど、やっぱなんか怖いなー。
フィギュア趣味がいけないとか、そういう意味でないよ。フィギュアに関わらず、なんか人形系の造形物って自分にはコワイものとしてあるので。
押井守監督の
『イノセンス』にも球体関節の人形が出てきて、その不気味さがよく現れた作品だと思うけど、そこまでグロイデザインでなくとも、人形はどこか恐ろしく感じてしまう。
それでいて
「ぬいぐるみ」に対してはコワイという感情ないから、似ているようで全然違うみたいだ。なんだろう、人間をかたどっているかどうか、その違いなんかなー。
でもそれでいうと、彫刻には恐怖感がない。ベルニーニの彫刻もボルゲーゼ美術館展で見たけど、別におっかないという感じはしなかったし。ぬー。
(芸術作品にはなんかおっかない系の路線もあって、最近で言えば松井冬子さんとか、歴史的なところでいうと、カラヴァッジョとか、かなり不気味な雰囲気)