このところ雑事に追われてバタバタしていたところ、これだけは!という思いで購入した
『季刊エス』(飛鳥新社)に興味深いことが書いてあったな。
アニメーター・イラストレーターの田中達之さんが絵の描き方・考え方を紹介する連載で、
「わりきって自分の好きな絵だけに精進する」(同上 p. 85)というくだりあり、やっぱそれでいいのかなと思う。
というのも、自分もちょこちょこ絵を描いているけど、言葉の世界に限界を感じ、2004年から勉強を始め、2006年から書き始めて、作家さんとのコミュニケーションツールの一つとして絵をですね――なんてことを言うのは面倒でやりきれない。
特に外国語で話しているときにこんな七面倒くさい経緯を説明するのは容易なこっちゃないので、
「君はマンガ家か」「ソウダー」くらいのテンポで話していかないといけない。
なので、まぁ、こんだけいろんな人から言われるし、いっちょやってみようかとは思うものの、おじさんと動物と子供しか描けないし、描きたくないんだよなーと常々感じていた。
で、ここで冒頭の田中さんにつながるので、おじさんと動物と子供しか描きたくないんだったら、それでいんじゃね?と思った次第。
まぁ題材としてはそれでいいのかもだけど、正直、
「お話」というものを作ることに関心が持てないので、子供と猫がごろごろしてるだけの絵になりそうだなー(笑)。