エドマンド・ウィルソンの
『To the Finland Station』をようやく読了! とにかく長かったー!!
で、感想はというと、やはり前半のフランス編が一種異様な面白さだったことを考えると、マルクス・エンゲルス編でガコンと下がり、レーニン編で持ち直したものの、前半部の面白さはなかったかな、と。
自分の場合、
『アクセルの城』(ちくま学芸文庫)から入ったので、どうしても文学寄りの作品の方が親しみやすく、その点でちょっと縁遠い内容だったかなー。共産主義の誕生を追った内容だったから。
でも久々に英語の本をじっくり読むということで、フランス語ばかりになっていた現在、ちょっと新鮮な感慨があったなー。
で、次はこれも長らく積読になっているマーティン・ジェイ
『Downcast Eyes』に移ろう。でも重いから持ち歩くのが大変。