ゲッサンでのデビュー作品を目にして以来、「来た!」と思ったマンガ家の山本崇一朗さん。コンスタントに読み切りを発表、『ふだつきのキョーコちゃん』ほか、単行本の累計が30万部突破とはスゴイ。
今回発売になった単行本でわかったけど、「単行本で読むとちょうどいい時間」が流れてる気がする。連載誌のゲッサンでは、島本和彦さんもいれば四コママンガもありで、そうした一連の作品の中だと比較的落ち着いた雰囲気。
で、単行本でまとめて読むと、ある種の「山本時間」(*勝手に命名)が一貫してて、とても気持ちがいい。ノンビリと温泉につかるような感覚。
山本崇一朗さんのように、デビューから連載まで進む方もいれば、掲載を重ねていくうちに着実に力をつけていく人もいるんだなとわかったのが、別冊のゲッサンminiに書いている源素水(もとみ)さん。
当初は奇抜な設定や、人外、アクションがあったけど、今回の新聞部マンガ『ウワサの
真相』は、自然体の魅力があって、再三再読(^∇^)。
もともと、この人の絵柄すごくセンスある!と、みうらじゅんさんばりに勝手に応援していたけど、今作で開花!という雰囲気を、これもまた勝手に感じた次第。
天下一武道会じゃないけど、場数を踏んで着実に力をつける人もいるんだなと、今回のゲッサンに載った山本崇一朗さんと源素水さんとで、ハッキリした気がする。
なんにしても、応援するマンガ家さんがバリバリ作品を発表していってるのは大変頼もしいです(^∇^)