(ここ1〜2年で急に興味を持つようになったジャンルに「土地」がある。欲しいとかそういうのではなくて^_^、土地とか場所ってのはなんなんだろう?ということを考えるようになった。なったというより「なってしまった」と言うべきか。冬目景さんの建築マンガ『マホロミ』を読んでた時はついぞそんなことを考えなかったのに(´∀`*))
テレビ東京で「池の水抜いちゃいました」というトンデモ企画が番組として制作され、ビックリするぐらいの好成績をおさめたりしてる。
溜め池とか貯水池とか、それこそ公園の池でもいいんだけど、放ったらかし状態の池の水を抜いたら色んな生き物が出てきた!という驚異の内容。
イイなーと思うのは、「放置された池がヘドロ臭い」というのをさらって、結果それがテレビ番組としても好評なのだから、誰も嫌な思いをしていないということ。
御多分に洩れず伊集院光さんのラジオで番組を知って、これはすごい!と。で、その伊集院さんが提案してたのが「廃墟になってる空き家物件を解体する」というもの。
実際、自分も1〜2年前に「空き家マップ」を作る試みをやってたんだけど、今は全くやってない。単純に「キリがないから」というのがその理由。
その気になって探すとアチラにもコチラにも空き家が見つかるので、メモる作業だけでもリストが一杯になるので、いったいこれはなんなんだろうと。
その一方でピコピコ系をちゃんと使えばリモート(その場にいない)で色んな仕事をすることもできる。また、その分「人と会うこと」「人と話すこと」も重要だなと気付くんだけど。
空き家とかリモートでピコピコ使うとか、色んな状況が重なると、「土地とか場所ってなんなの」と思わざるを得ないというか。
もっと言うと、「その場にいなくてはいけないこと」とは何なのかなー、なんて思う。そういう「土地が場所になるための必須条件」はなんなのかなーと。
たぶん、空き家っていうのはなんらかの意味で「土地が場所になってない」のかもしれない。でも「場所とは何か」なんてシンエンな問いかけはフロイト先生もしてなかったような(^∇^)
経済学の歴史をやってても、アダム・スミスさんあたりで「通貨はその時々で変動するから、基準には使えないだろう」と気付いて、それでおおもとの「労働」っていうのを基準に考えようや、なんて。
ところがその「労働」をする「場所」ってのはなんなんだ、というのがテーマになってしまったから大変ややこしい。でもまあ、こういう「何か気になるなぁ」というのは、ちゃんと調べてるとそのうち「これだ!」という糸口が見えてくるからフシギ。
その糸口がいつ見つかるかはわからないので( ´ ▽ ` )ノ、とりあえずノートにしておきました。