ついに発売の運びとなった、島本和彦氏の80年代群像劇
『アオイホノオ』。
いつものように、炎をバックに吼えるキャラクターの表紙かと思ったらぜんぜん違う。目の前にあったのに、棚を二回ほどスルーしてしまった。
本棚に置いたときも、
「これがシマモト本!?」というくらい、白を基調にしたお洒落なデザイン。新たな境地というか、これは島本先生、勝負に出ましたな。
その島本和彦という存在を知らしめてくれた出雲神(?)、いしかわじゅん氏の
『漫画の時間』(晶文社)、その続篇が12年後(!)の今になって発売された模様。
『週刊アスキー』の連載を読むと、二段組で400ページ強という、すさまじいボリュームらしい。
今ハマっている五十嵐大介氏や、少女マンガのことが書いてあると嬉しいかな。これはぜひ、手にとって調べたい。