ようやっと雑誌
『Jossie(ジョシィ)』を購入し、長江朋美氏のマンガを耽読。
雑誌全体のコンセプトとは多少違ったカラーで大健闘。かっとんだギャグ調の絵柄と、繊細な描線との振幅がすごい。
それと機を同じくして読んだのが、鈴木敏夫氏の
『仕事道楽』(岩波新書)。四分の三ほど読んだところだけど、ジブリの歴史というより、交
「遊」録ですな。
「ヘンな人」宮崎駿氏の魅力が存分に出ていて、それを読むだけでもオモシロイ。
そういうオモシロさを聞き知っている分、テレビを通して映し出される宮崎駿
「像」が、その魅力を少しも伝えられていないのは残念至極。
あれはやっぱり、あらかじめ
「ためにする」ところあって撮影しちゃうから、魅力の部分が編集の段階でオミットされるのと、あとはやっぱりその人の
「魅力」なんでしょうなぁ。
ちょっと乱暴な言い方になるかもしれないけど、対象となる人がいくらオモシロくたって、それを取材する方がツマラナければ、そのレベルでしか伝わってこないという――
そのオモシロさを知るためには、あとはもう、直接お会いする機会をうかがうほかないなー。
(そんなことを何かの機会に言ったら、「こわいよー」というお返事をいただいたことが。ホントにふっとした一言だったので、冗談半分なのかどうか、でもやっぱり、コワイ部分は確実にあんだろうね・笑)