『グレンラガン』最終巻のコメンタリーを聞くと、メカデザイナーの吉成曜(よしなりよう)氏は相当な
「超人」らしい。
気になって作画関連のページを調べると、’71年の生まれということだから、
『エヴァ』に参加していた頃は、まだ20代前半――というか、アニメーターとしてほぼ新人ぐらいか。
それで
「フィールド全開!」あたりのシーンを描ききるんだから、とんでもねぇな。
(落っこちてくる使徒を受け止めるあれ)
そのシーンをあらためて確認しようと同作のビデオ(!)を引っ張り出すと、戦闘シーンより、探してる途中で見つけたシンジ君のエプロン姿にビビっとくる。
少年! 料理!! エプロン!!! やっぱりこういう牧歌的というのか、コメディ調の生活描写が自分のツボなんだろうな。
そういや
『電脳コイル』でも、後半に登場する少年タケル君の
「テレ顔」がすばらしい――とかとか。
こういう
「嬉しい困った」みたいな表情は、やっぱ男の子でやった方がいいと思うんだよねー。ヘンな意味でなく。
いま描いたら、タケルももうちょっとしっかりした絵になるんじゃないかなー。