あらためて書店で中身を確認したら、やっぱりいいんだよねー
『コミックビームFellows』(エンターブレイン)。
立ち読みではもったいないと思いつつページをめくっていて、
「おやっ?」という感じで気づいたのが、女性の描き方。
特別だれが――というのでなく、載っている作家諸氏の絵柄が、みんな
「ふくらか(plump)」。
以前、
『エヴァ』が流行ったあたりで、貞本義行氏の絵柄に影響されてなのか、
「細身に描く!」というのが主流としてあった気がするから、変わってきたってことなのかなー。
そんな、雑誌一冊読んだだけで
「そうだ」と決めつけるわけにはいかないけど、前はそういう絵柄そのものを目にすることがなかった気がするから、よけい新鮮。
それと、描いているマンガ家氏がみんな、アカデミックな素養といっていいのか、きちんと立体として人体をふまえて描いているので、読んでいて非常に落ちつく。
そういえば、
先週からの楽しみだった、宮崎駿氏の講演。これがやっぱりオモシロイ。
やっぱりこんな風にして、好き放題、言いたいことを言ってるのを聴くのは楽しいもんですな。講演は一時間半だというから、相当編集してるんだろうけど。飛行機バナシのあたりは、つい爆笑。