ここ最近、本についてはフランス語一本槍――というか、他のものは読まないようにしている。
同時平行にアレコレやってはいるけれど、今はこれだ!と思い定めたら、やっぱり集中したいので。
で、何を読むかというと、
『Les Miserables』。結局、フランス文学ではこれが一番性に合ってるのかもしれない。長いけど。
でも不思議なことに、フランス語が読みにくいと感じたことはないんだよね。むしろ相当読みやすい方だと思う。
いまやってるNHKラジオの語学テキスト、内容については
「そういうものだから」と割り切るにしても、応用編の文章が、ちぃ~っとも良くない。
なんだか文の構造や単語の使い方が今の英語(米語)っぽくて、違和感がすさまじい。これ、フランス語なの?という。
ただ単に文章の下手な人なのかもしれないけど(笑)。これはもう、語学以前の問題。やっぱり力のある人の文章は、わかんなくても、なんかすごいぞ!っていうのは伝わってくるもの。
(語学力がつくと、その「輪郭」がはっきりするようにはなるけど、ツマラナイもんがオモシロくなることは、まずないなー。
まだ読めない!と思うことはあっても、そういうのはちゃーんと読む時期が来るもんだし。それは「つまらない」というのとは全然位相の違うことでしょう)