押井監督の
『スカイクロラ』は、ヴィム・ヴェンダースの
『パリ、テキサス』の雰囲気を参考にしているとかで、ずーっと気になっていたんだけど、フランス映画を探していたら、おお! これだよ!という感じで見つかる。
同映画について、
「さすがにあそこまで、まったりはしていないけど」と発言していたから、ある程度覚悟はしていたんだけど、なるほど、こういう映画なんだーと。
あれだ、
「擬似ドキュメンタリー」というやつですな。芝居の方向性とかも、そういうことなんだろうと思う。
この手の王者が、悪評高い
『バリー・リンドン』で、まず見ていらんないと、方々で聞いて。高山宏氏が
『奇想天外~』で触れていたんだけど、その前評判にビビッてしまい、ずっと手を出さなかった。
それが鈴木敏夫氏の
「擬似ドキュメンタリー」(ドナルド・リチー)の一言で見る気になったと。で、見てみたら、なんだ、オモシロイじゃん、休憩後の後半はしんどかったけど(笑)。
そうやって探しものをしていたら、インディ・ジョーンズって、もう出てたのね。
特別インディ・ジョーンズが見たいわけでなく、それと公開が同時期だった
『ポニョ』『スカイクロラ』はいつ出るんだろうって。
でもこういう情報は
「アニメ様」のブログにいち早く掲載されるから、そっちが出るまで待たなきゃいけないかなー。
それにしても、ヴェンダースの
『都市とモードのビデオノート』は、見る機会があるんだろうか。これは本当のドキュメンタリーだけど、残念、探す手間それ自体が映画になりそうなくらい、どっこにもない。
(公共の施設にあたっても、見つからないんだよなー。つーか、見た人いるのかー?)