ここ最近、どこへ行くにも持参するスケッチブックが、たまたま大好評になる。
小さい子がいて、その子が退屈するのではアレだから――と、一緒にお絵かきしようか、という試みが、なんだか知らないけれど異様に盛り上がる。
大人になってから――というか、成人してから絵を描いてる人間がよほど珍しいのか、周囲の人間を巻き込んで
「いたずら書き」大会に。
集まる人間、場所が場所だったせいか、あー、なんかみんな喜んでるようで良かったな――と思ったんだけど、残念だったことがひとつ。
発端となった子の好きな
「きかんしゃトーマス」「ポケモン」がまったく描けなかったこと。
「ドラエもん」は、昔とった杵柄でそれっぽいものができたけど、
「ポニョ」も描けないとは――不覚。ちなみに
『電脳コイル』はその場にいた誰も知らぬ由(T-T)。
あとは
『攻殻機動隊』のバトーを描いていたら、
「素子(モトコ)は描かないんですか」という話が出て面食らう。そうかー、あれも描けた方がいいかー。
勝敗ということにはあまり拘らない性質(たち)だけれど、自分ができたはずなのに、またそれで喜ぶ人がいたはずなのにできなかった――というのは猛烈に悔しいので、これでもう、赤銅(しゃくどう)色の鬼みたいになって練習するね。
練習ったって、ポニョとピカチュウとトーマスなんだけど(笑)。あ、モトコも特訓します。
(いま思うと、「ぶりぶりざえもん」でも良かったかなー。これは確実に描けるから)