ここ数日、思うところあって自分の原点(?)柳瀬尚紀氏の著作を読み返していたら、無性にジェイムズ・ジョイス
『ユリシーズ』が読みたくなる。
いや、読むのはいいんだけど、読みすぎて、韋編三絶を通り過ぎ、もはやこれを本と呼ぶには抵抗がある――くらいのボロボロかげんになってきた。分かりやすく言うと、ページがはがれ、破れとんでいるような状況。
買いなおすにしても、本の形とそれに対する愛着は同じものなので、版形が変わっちゃうと困るから、まったく同じものをもう一冊ということになる。
でもこれだけ読んでるんだから、ハードカバーとか、もっと丈夫なものの方がいいよね。壊れるたびに買いなおすのではやりきれない。
そういえば、ここ三週間ばかし、自分のエラーではない
「参ったな」的な状況が続きに続き、参ったなどころでない気分だったのが、今日の用事で一区切りついた。
あとはもう
『逆境ナイン』的に、
「そうだ、飛行機が飛べるのは、すさまじいばかりの 空気の抵抗があるからこそなのだ」でやっていこうと。暗誦してることに自分でビックリ(笑)。