基本的に外食をしない、食事をする場合は、弁当持参の上、指定の公園に行って、猫を眺めつつ昼食――という流れがある中で、唯一の例外が
「うどん」。
夏目漱石ではないものの、消化にいい食べものの方がありがたいので、家では稲庭うどん、外で食べる場合は亀が丸い店に赴く――
そしてここに、
「しょうが」が登場する。うんうん唸っているときに、朝からご飯ものはシンドイので、残っていたしょうがをすりおろして加えたら、神すぎる味に。
消化にいい薬味といえば、大根おろし――と相場が決まっていて、愛用、愛食していたけれど、しょうがのうまさには目が覚める思いがした。
ところがこういう
「香り」の薬味類はニガテな人も多いとか。しょうが・大葉(しそ)・みょうが・ねぎ――
後年(というのもヘンだけれど)、納豆(アンド・どろどろ系)以外に嫌いなものがなくなった今、こういう
「好き嫌い」は何に由来するのか、ずーっと気にかかっている。
それとは全く関係のない話として、今(!)、
『ダヴィンチ・コード』(角川書店)を読みきる。
読む必要あったとはいえ、翻訳もしっかりしてるし、楽しく読めたんだけれど、さすがに推理小説の三巻本をまとめて読むのはいささかシンドイね。これについてはまた後日。