マンガとアニメーションと人文を、脱線(Digression)でつなぐブログ。
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コンピュータの気持ち 仕組み あり方

ちょぼちょぼと調べているコンピューターであるが、故障した部品(ハードディスク)を取り替えても、ドライバが云々――ということで、つまり直らないということですな。これ以上調べていくには、自作パソコンに手を出さなければいけないようである。

 それにしても、コンピュータがらみで手に取った山形浩生(やまがたひろお)氏の著作は悲しかった。迷惑する人があるといけないから詳しくは書かないが、そういうことを思うのはともかく、それ人に向かって言うのはいかがなものだろうか。今後一生、氏の著作に手を触れることはないであろう。

 こういう話は殺風景になってしまうからいけない。月末といえばそろそろ『蟲師』の発売日である(昨日だったのかな?)。前巻があまりに重たい内容だっただけに、今回は素直に楽しめる内容であることを望む。『桜蘭高校ホスト部』もそろそろだろうか。原作マンガもあるというのでチェックしてみたが、そのあまりの違いにびっくり。

 マンガということで言えば、島本氏の連載『新吼えろペン』は相変わらずどうかしている。
マンガ以外のことをオレにきくなー!!
 の一言にはひっくり返った。ラジオを聞き逃してしまったのが悔やまれるなぁ。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-28 12:16 | 駄文 | Comments(5)

エラスムス キルケゴール 島本和彦

道化研究といば必ず名前が出てくるエラスムスの『痴愚神礼賛』。中公クラシックスに入ったのをきっかけに読んでみたが、いまひとつピンと来ない。

 フランソワ・ラブレーの同時代人だというが、やはり16世紀以前のものは、笑いに対する感覚が現代とは全く違うのであろう。尊敬するミヒャエル・エンデ氏によれば、「ユーモア文学」が生れたのは『ドン・キホーテ』からだというし。

 エラスムスのついでに読んだキルケゴール『死にいたる病』が、やけにオモシロイ。「死にいたる病」、つまり「絶望」を解きほぐしていく書物であったが、語り口はやけに明るい。キリスト教から生まれた島本和彦という感じ。

 「神にのみ一切が可能であるという、その可能性を信じること、それこそが『信じる』ということである」――島本的に解読すると、「これが逆境だ!」ですな。

 それで思い出したが、最近島本氏が『あしたのジョーの方程式』(太田出版)というマンガ批評本を上梓(じょうし)した。推理小説のようなつくりで、ラストまでの持っていき方には「ズルイ!」と思うところがないでもないが、『あしたのジョー』論としては、稀有の新説である。一読をすすめたい。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-26 14:41 | 駄文 | Comments(0)

押井守 『立喰師列伝』

「ダブルバーガー、ハンドレッドプリーズ」「ホゥ!?」 『攻殻機動隊S.A.C』の監督、神山健治氏の端正な顔立ちがあんなことに――このためだけにでも見る価値はあった。

 押井脚本全開のナレーションには閉口したが、大小さまざまなパロディがちりばめられていて、思わずニヤリとする。カリオストロの城、庵野ウルトラマン、座頭市にガンダム女――映画やアニメに詳しい人ならもっと見つかるだろう。

 それにしてもプロダクションIGの社長、石川光久氏がボコボコにされるシーンには、押井さんヒドイことするなぁ――と思いつつも笑ってしまった。また石川氏の表情がすばらしいんだ。映画としての見どころはやはり、この石川氏が演ずる「哭きの犬丸」と、神山氏のぶっ壊れ店長(牛丼・ロッテリア)であろう。

 ちなみに『イノセンス』の作画監督をつとめた西尾鉄也氏も、恐ろしく頓馬な顔で参加している(耳と鼻から糸をひっぱる頭巾姿)。IG三羽烏の二人、沖浦氏も黄瀬氏も参加していないところを見ると、やっぱりこういうのバカをやるのは、西尾さんだけみたいだなぁ(笑)。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-24 12:29 | 駄文 | Comments(0)

涼宮ハルヒ=うる星やつら

『ハルヒ』のコンセプトを作るにあたって、『うる星やつら』は多分に意識しました。

(山本寛 季刊エス 16号 p71)
 どちらも苦手な作品ではあるが、そういわれれば「なるほど!」と思い当たるフシがある。演出をやっている山本氏のインタビューも読みごたえがあったが、三月に一度、こうした充実の内容が味わえる『季刊エス』は、値段に気後れして買わないでいると大後悔する。

 誌面レイアウトや図版の構成も、この雑誌以外では見ることの出来ないもので、アニメーション・マンガ・美術を取り扱う雑誌は数多あるが、これだけ高いクオリティを維持しているものは他にない。それを考えれば一冊1200円という値段も、むしろ安いぐらいだろう。

 こうして褒めちぎっていると、なんだか版元である飛鳥新社の回し者のようだが、これだけの雑誌を見て誉めないのであれば、そっちの方がどうかしている。『桜蘭高校~』の存在も、この雑誌に教えてもらったしなぁ。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-22 14:57 | 駄文 | Comments(0)

桜蘭高校ホスト部

ギャグは冴えているし、レイアウトはすばらしいし、作画スタッフは斯界の名アニメーターが揃い踏み、そしてそれをまとめあげる演出――それでは悪いところがないではないかというと、そのあまりに独特な世界観には、正直ドン引きしてしまった。

 しかしそれも初見での話。二回三回と見ていくと、その独特の世界観が、そう気にならなくなってくる。よくよく考えたら、監督の五十嵐氏は、『ウテナ』をやっていたそうで、そう言われれば思い当るフシが色々ある。

 普段なら手に取らない作品に触れるきっかけを作ってくれたのが、三月に一度の楽しみ『季刊エス』。いまなら書店でまだ買えるはずなので、ぜひ一度チェックしてほしい。『季刊エス』については度々書いているが、それについてはまた後日。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-19 14:52 | 駄文 | Comments(0)

『ドン・キホーテ』という贅沢

あまりに有名すぎて誰も読んでいない『ドン・キホーテ』、ゆっくりと読みすすめているが、生活を楽しむことの贅沢さがあらわれていて、思わず愉快になる。サンチョ・パンサが、領地を手に入れたらどうするか――ということを、こんな風に語っている。
 わしゃ好きなことをやってみますだ。好きなようにやれば、望みがかなう。望みがかなえば、満足して暮らせる。満足して暮らしていりゃ、そのうえ望むこたねぇ。そのうえ望むことがなけりゃ、それでおしまいだ。だから領地早く来いでさ。そして、二人の盲が言ったように、神さまとお互いの顔が見てえもんでさ

(セルバンテス 『ドン・キホーテ』 第二巻 p377 晶文社)
 これこそが「生活を楽しむ」ことの極地であって、「好きなことをやる」というのが、わがままにやりたい放題やるということではもちろんない。

 足りることを知って満足する――こういうすがすがしいセリフを聞くと、やたらと深刻ぶった道学者流のお説教など勝手にすればいいという感じになるものであるが、こういう偉大なキャラクターを創作した当の作者であるセルバンテスは、そんなことを微塵も考えずに書いてというのもスゴイ話である。

 こちらが敬愛してやまぬミヒャエル・エンデ氏によると、最終巻にいたって、作者が作品のことを何にも分っていなかった――ということが露見する箇所があるという。それはそれとしても、『ドン・キホーテ』が読んでいて満ち足りた気分を与えてくれる作品であるのは間違いない。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-13 12:36 | 駄文 | Comments(0)

化猫 復讐 カタルシス

少しもダレることなくテンポ良く話が進む『化猫』――和のアニメーションを目指した『怪(アヤカシ)』シリーズでは、唯一早送りをせずにしまいまで楽しむことが出来た。各和ごとの「引き」がまた素晴らしい。

 『季刊エス』でも紹介されていた通り、「一枚絵」として成立するものを考えたというだけあって、若冲(じゃくちゅう)ばりの背景美術には思わず息を飲む。

 作画だけでなく内容にもすさまじいものがあったが、やはりこういう「復讐」譚はカタルシスを惹起(じゃっき)しやすいのだな――と深く感じ入った。たまたま一緒に見たのが『地獄少女』だっただけに、色々と「復讐(revenge)」というものについても考えさせられた。

 人を復讐に駆り立てる非道外道な行いは見せることができても、それを「果たす」方法を見せるのは容易ならざることのようで、『地獄少女』も、肝心の復讐シーンで連れて行く「地獄」が怖くもなんともないあたり、ヴィジュアルとしての難しさを感ぜざるを得ない。

 この一番の成功例は、PS2にも移植された傑作RPG『天外魔境Ⅱ』に登場する、お絹の覚醒シーンではなかろうか。グロテスクというのではないが、念力で腕を引きちぎるシーンには生理的な恐怖と同時に、カタルシスがあった。イメージ的にスゴいのは間違いないが、今はあんなことやっていいのだろうかと不安になる。PS2版では、どうしていたんだろう。

 ちなみに、「復讐」というのを英語で「revenge」「avenge」というが、前者は「自分が受けた恨みをはらす」こと、後者が「その人に代わって復讐する」ことだという。聖書で使われるのはきまって「avenge」なのも、あれは要するに、「神に代わっておしおきする」ということらしい。そうするとセーラームーンの決め台詞も、あれは英訳すると「avenge」になるのかな。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-11 14:55 | 駄文 | Comments(2)

ハウルの動く城 ミシェル・フーコー

スタジオジブリ絵コンテ全集なるものがあると分かったので、さっそく未見の『ハウル』を手にする。その後、実際に映画も観てみたが、宮崎駿氏の絵コンテの方が数段オモシロイということが明らかになる。

 コンテに描かれていたベーコンエッグがたまらなくウマそうだったので映画を観ると、これが以外とそうでもない。宮崎氏による「これが誤解を生むのだ」「ようやくヒロイン登場!」などのラクガキがないぶん、映画自体がそれほど楽しくなかったのが残念。

 それと時を同じくしてミシェル・フーコー『言葉と物』(新潮社)を読むが、せっかくオモシロそうな内容なのに、上下二段に細かい活字がぎっしりというブックデザインには閉口するしかない。あまり読者のことを考えていないという点でも「昔の本」という感じだが、こういうものこそ中公クラシックスあたりで再刊してほしいところ(ちくま学芸文庫でセレクションが出ているけれども)。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-08 15:29 | 駄文 | Comments(0)

『ドン・キホーテ』

ミヒャエル・エンデ氏のちらりとした一言がきっかけで読み出した『ドン・キホーテ』。これがすこぶる楽しい書物。

 書かれた時代が時代なだけに、文体にはラブレーを思わせるものがあるが、訳文は渡辺一夫氏ほどの「やりすぎ」でなく、非常に快い仕上がり。

 エンデ氏曰く、この作品に至って「ユーモア」――人間のおおらかな精神――が開花したというが、確かに、ドン・キホーテがあれやこれやと頓馬なまねをしてぶちのめされるにしても、読んでいて不快感はない。むしろ爽快である。

 ぜひこれは引用したいところであるが、別にどこがどうオモシロイというものではなく、全体に漂う雰囲気こそが問題なわけで、これは一部分だけを抜き出してみたところで仕方が無いかもしれない。「食うだけ食ったので寝さして下さい」なんていうのは読んでいて実に福福しい気持ちになるということだけは言っておきたい。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-03 11:57 | 駄文 | Comments(0)

蟲師 第八巻

いよいよ最終話が近づいてきたアニメーション『蟲師』。第八巻は業(ごう)が炸裂する内容で、スゴイことはスゴイのだが、スゴすぎて軽くえづいてしまうほど。内容だけでなく、アクション(動作)も素晴らしかった。

 刀で袈裟懸けに切り落とすシーンがあまりに素晴らしかったので、コマ送りにして分解、簡単に形をとってパラパラマンガをやってみたが(何をしているのか)、これがどエラく楽しい。

 どこを取ってどこを捨てるか、両肩のバランス、重心の移動、イマジナリーラインなど、恐ろしく勉強になった。本来であれば、こういうものこそスキャナーでこっちのヘボ絵を取り込んで図解すればいいのだが――うーむ。そうはいきませんな。

 こういう絵を、パッと写し取るのにスケッチブックを使っていたのでは効率が悪い――すると、画材屋で「絵コンテ用紙」なるものを売っていた。プロダクションIGだとか、マッドハウスだとか、そういうアニメスタジオにしかないものと思っていたが、普通に売っていたとは驚きである。しかし何より、安いのがありがたい。レイアウト用紙なんて、一枚一枚がびっくりするぐらい高いもの。
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by ulyssesjoycean | 2006-09-01 14:13 | 駄文 | Comments(0)