マンガとアニメーションと人文を、脱線(Digression)でつなぐブログ。
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<   2007年 05月 ( 31 )   > この月の画像一覧

ヘンで楽しい「宮さん」像

庵野さんのコメンタリーが聞きたくて、またしても『ナウシカ』を借りてくる。あまりのオモシロさと盛り上がりに我を忘れてしまうけど、「あれっ、これってそもそもどういう話だっけ?」と考え始めると、これがぜんぜん頭の中でまとまらないことに気づく。
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 ペジテの船はどっからどこへ行ってるんだろうとか、そういえばユパさまはなんでここにいるんだっけとか、ぜんぜんつながってこない。そもそもトルメキア兵の目的はなんだったんだろうとか。

 とにかくスピード感がすごいから、その力に押し流されるようにして見てしまう。今見てるシーンのほかはすぱーんと忘れてしまって、この先どうなるんだという引っ張りの力学に、見てると負けてしまう。あらためて感動。
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 『ナウシカ』の絵コンテは読んだことがないけれど、きっとオモシロイのだろうと思う。『カリオストロの城』なんて、全編イタズラ書きだらけで、読んでるとめちゃめちゃ楽しい。

 峰富士子がばっとアーミー服になるところに、「ハダカにはなりません! 友永さん、残念でした(笑)」とか、「これが信じられない人は競輪を見よう!」とか、絵コンテってこんなに自由に描いていいもんなのかとびっくりしてしまう。
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 以前、『BSアニメ夜話』に出演された大地丙太郎(だいちあきたろう)氏が、「見てる人にこれが伝わらないのかと思うともったいない気がしてね」とおっしゃっていたけど、本当にそう思う。

 前田真宏(まえだまひろ)氏が描く「宮さん」もすごくおかしいし、そういうヘンでオモシロイ人物としての宮崎駿があんまり広まっていかないのは、ちょっと残念かなぁ。こんなにオモシロイ人なのに。
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by ulyssesjoycean | 2007-05-31 18:43 | 駄文 | Comments(0)

季刊エス スタフォード 高山宏

もう半月もすれば『季刊エス』の発売日! アニメーション・マンガ・美術をあつかったものでは、おそらくこれを抜くクオリティの雑誌は存在しないだろう――というぐらいオモシロイ。
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(内容だけでなく、誌面や図版のレイアウトもスゴイ!)

 奇しくも『季刊エス』と同じ6月15日発売なのが、バーバラ・スタフォードの最新作である『エコー・オブジェクツ』
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 何かと何かが「違う」というより、何かと何かが「同じ」だということを、言葉に頼るんではなくて、イメージや図像を使ってやっていきましょう――という、簡単ながら、実はものすごく革新的な主張をしているスタフォード氏。

 この人の朗らかな知性に一発でノックアウトされた身としては、ぜひとも一著あがないたいと思うのだけれど、さすがにこの値段では手が出ない。きっと高山宏氏が書評してくれるはずなので、それを読んで、夏に出るらしいペーパーバックまで我慢しよう。
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(バーバラ・マリア・スタフォード氏)
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by ulyssesjoycean | 2007-05-30 18:09 | 駄文 | Comments(0)

島本和彦 コレット自伝

アレなイベントが続くときは島本さんにエネルギーを貰おう!――というので、久々に『吼えろペン』(小学館)を再読。つぶさに見ていくと、背景に細かい遊びが盛りだくさん。やたらモブシーンにアニメ店長がいたりする。
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 読む――ということで言えば、コレットの自伝を読まなきゃいけないらしい。フランスの作家だということぐらいしか知らないけれど、引用されている部分を読む限り、けっこうショッキングな内容だったりするのだろうか。

 そういえば、『運命論者ジャックとその主人』(白水社)、あれの表紙絵を、マンガ家のよしながふみ氏が手がけているので驚いた。どういうつながりなんだろう。ちょっとビックリ。
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by ulyssesjoycean | 2007-05-29 19:44 | 駄文 | Comments(0)

巌窟王 地獄少女 ジョジョの奇妙な冒険

『地獄少女』だとか『巌窟王』だとか、ここ最近、「復讐」をテーマにした作品がちらほら出ているけれど、これがなっかなか成功しない。
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 途中までの盛り上がりがすごくても、実際に復讐するシーンが出てくると、意外にあっけなく終わってしまう。というより、復讐のシーンは、人間の想像力ではどうやっても描けないってことなんだろう。

 『地獄少女』も、これはオモシロイ試みだなぁ――と思って見ていたら、連れてくぞ連れてくぞと言っていた地獄がぜんぜん怖くない。むしろ地獄の方が平和そうに見えたりする。
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 じゃあ復讐シーンを残虐にすればいいのか――というと、それも違って、グロくなるばっかりだから観る側が引いちゃうし、それと一緒にカタルシスがなくなる。

 今まで見てきた中で比較的うまくいっていたのは、『ジョジョの奇妙な冒険』に出てくる「両手とも右腕の男」だろうか。妹を殺された仇!と、ポルナレフが奮起する話。
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 そういえば『巌窟王』の原典、『モンテ・クリスト伯』はどんな話だったろう。ずいぶん前にむちゃくちゃな読み方をして以来それっきりだから、一体どういう話だったのかをまるでおぼえていない。

 岩波文庫で全七巻という分量は、じっくり読むには少々キツい分量だしなぁ。やっぱりあれはラストシーンがかっこよすぎて、それ以外の印象がぜーんぶなくなってしまう。あれはちょっとズルイです。
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by ulyssesjoycean | 2007-05-28 18:27 | 駄文 | Comments(0)

電脳コイルと小さな遊び

ラストシーンが『エヴァ』にそっくりでおかしかった『電脳コイル』の第三話。そういう王道の演出や本筋のストーリーはもちろん、ちょっとした「遊び」を見つけるのが何より楽しい。
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 主人公の小此木優子(おこのぎゆうこ)が黒板に名前を書くとき、ちらっとだけ見える日直の名前が、作画監督の伊東氏と、絵コンテの横山氏になっている。
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 最近気づいたことだけれども、絵(や映像)というのは、見るのは一瞬でも、描くのにはとんでもない時間がかかるから、そこにちょっとしたイタズラが入ったりする。『うる星やつら』には、しょっちゅう監督の押井守氏が登場してたらしい。
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 それにしても、『電脳コイル』のクオリティはすごい。普通、一話二話がすごかったりすると、その反動で、三話目からはがたーんと質が下がってしまうことがよくあるのに、そういうのが全然ない。これはやっぱり、総作画監督の本田雄氏と井上俊之氏の力だろう。

 そして最終的には、監督の磯光雄氏がめちゃめちゃ描ける人だからなぁ。エヴァが覚醒して、ハフッハフッと使徒を食べるところはこの人の作画だというし。ぜひこのままの勢いでお願いします!
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by ulyssesjoycean | 2007-05-27 18:10 | 駄文 | Comments(0)

神山健治愛用のメガネ 『ジャポニズム』

デザイナーズだから、小顔じゃないとかけられない――などと、知った風なことを申しました。これが実際にかけてみると、「かける」というよりは「装着」する感じで、顔の一部になったかのようなかけ心地。
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 どうやら、フレーム内部に「板バネ」というものが組み込まれているらしく、その仕組みのおかげで、顔の大きさもまったく問題にならない。
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(この赤で描いた部分が、その「板バネ」)

 今まで十何年と、メガネをかけたりかけなかったりしてきた中で、『ジャポニズム』はベストとも言えるかけ心地。神山監督が愛用するのもうなずける逸品。おすすめです。
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(『攻殻機動隊』のテレビシリーズを大ヒットさせた、神山健治監督。DVDの特典インタビューを聞いていっぺんにファンになる。ハンサムというより、実に「いい顔してる!」人。)
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by ulyssesjoycean | 2007-05-26 19:22 | 駄文 | Comments(1)

山口貴由『蛮勇引力』 高山宏のブログ

マンガ家山口貴由(やまぐちたかゆき)氏の描く「顔」の魅力は天下一品。この説得力はスゴイ。「参りましたー!」と、マンガの前で土下座しかねない勢い。
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 この熱いストーリー展開はすごい――と思っていたら、やっぱり島本和彦氏も読んでいらしたようで、ラジオでその魅力を語っていた。そんなに有名な作品じゃないのに、「やっぱ読んでるんだ!」と、ステレオの前でめちゃめちゃ嬉しくなったなぁ。

 付記:尊敬してやまぬ「学魔」、高山宏(たかやまひろし)氏が書評ブログをはじめたようです。著者近影のところを読むと、スタフォードの『実体への旅』は七月発売!
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by ulyssesjoycean | 2007-05-25 18:51 | 駄文 | Comments(0)

アオイホノオとプロデューサー

どうするつもりだ!! あいつは…

あの諸星ダンに激似のアイツは!?

(島本和彦 『アオイホノオ』 ヤングサンデー14号 p99)
 島本和彦氏が描く80年代の人物列伝『アオイホノオ』。このたびめでたくシリーズ連載が決定したというので、読者の一人としてたいへん嬉しい。
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 今回は『王立宇宙軍(オネアミスの翼)』を監督した山賀博之氏と、『エウレカセヴン』などを手がけるボンズのプロデューサー、南雅彦氏が登場。

 名前やその作品は知っていても、その人物像までは調べようがないので、こうしてマンガという形になってみると、「なるほど、こういう人だったのか!」と分かって、資料としても大変オモシロイ。
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 それにしても、プロデューサーを志す人っていうのは、そもそもの性格が他の人たちとは全然ちがうみたい。豪放磊落というのか、「細かいことにはこだわらねぇぜ!!」というような人でないと、きっとつとまらないんだろう。

 アクションを描かせたらこの人の右に出るものはいない、アニメーター中村豊氏のインタビューに、プロデューサーの南氏も随伴しているので、興味のある方はこちらもどうぞ。
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(名プロデューサーといえばこの人、ジブリの鈴木敏夫氏。押井守氏いわく、プロデューサーとしては唯一、「勝敗論」を有している人らしい。確かにインタビューを聞くと、押井氏との共通点が垣間見えてくる)
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by ulyssesjoycean | 2007-05-24 18:06 | 駄文 | Comments(0)

パプリカ×デヴィッド・リンチ

今敏(こんさとし)監督の最新作『パプリカ』――これがもう完全に「どうかしてる」
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 『イノセンス』の中で、主人公のバトーが電脳をハッキングされておかしな映像を見せられるシーンがあるけれど、それが90分続く映画だと思えばいいだろうか。

 まだこっちはDVDで見てるからいいけど、これ、映画館で見てたらすごいと思う。だって逃げ場ないんだもん。『季刊エス』のインタビュアーが「酔ってしまいます」と答えてたけど、まさにそんな感じ。脳みそがわいんわいんになる。
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 ちなみに、同作品に登場するバーのマスターとウェイターは、監督の今敏氏と、原作者の筒井康隆氏が声をあてている。あまりに自然だったので、スタッフクレジットを見るまでぜんぜん気がつかなかった。

 デヴィッド・リンチの映画をちゃんと見たことはないけれど、きっとこの延長線上で、ものすごい作品なんだろうなぁ。もちろんこの「どうかしてる」っていうのは、最大級のホメ言葉なんだけどね。もうなんていうのか、ほかに形容のしようがない。とにかくスゴイです。
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by ulyssesjoycean | 2007-05-23 18:33 | 駄文 | Comments(0)

井上俊之とビル・タイトラの魔王

『ファンタジア』の「禿げ山の一夜」の魔王も彼だよね。オレの中では世界一のアニメーター。

『もっとアニメを観よう』 井上・今石・小黒座談会 WEBアニメスタイル
 『電脳コイル』の総作画監督もつとめる日本屈指のアニメーター、井上俊之(いのうえとしゆき)氏にこうまで言わせるとは、ビル・タイトラという人はタダモノではあるまい――と思って同作品を見たけれど、たしかにこれはすごい。
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 とんでもなく分厚い『生命を吹き込む魔法』(徳間書店)という本を読んでも、印象に残るのは、やっぱりビル・タイトラが描いている魔王の姿。アオったアングルで撮った魔王がむちゃくちゃかっこいい。

 しかしこういうのを言葉だけで言っててもしょうがないから、アオリのアングルは無理でも、朝を迎えた魔王が眠りにつくときをの姿を描きおこしたので、じゃあアップしようか――というところでハタと気がつく。これってディズニーだよな。
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 自分で描いた絵もアップできないというのは――などなど、色々と思うところはありますが、それを言ったところでどうにかなるものではないのでやめときます。そうそう、そんなことより、井上俊之氏の作画をまとめたものが見つかったので、そちらを紹介しときます。

 「ああ、『攻殻』のあのシーンって井上さんだったのか!」と、けっこう感動。自分じゃここまで分からないからね。しかしこれ全部、人が手で描いてるのかと思うと、あらためてすごいと思う。なんかもう人間賛歌ですな。「人はここまで描けるんだ!」っていう。
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by ulyssesjoycean | 2007-05-22 18:33 | 駄文 | Comments(0)