マンガとアニメーションと人文を、脱線(Digression)でつなぐブログ。
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<   2008年 02月 ( 29 )   > この月の画像一覧

つらすぎだから!

調べる必要あって見た『家なき子』。これがもう、心をがっつり折られるぐらい暗いエピソードの連続。レミかわいそすぎだろー。
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 単純な善悪二元論でまとめられる、要するに「あいつは悪い奴だ」的な見方ができればいいんだろうけど、そこは出崎作品、そんな簡単な演出はしてくれません。

 登場するキャラクターそれぞれに心理的葛藤が配してあって、ぜんぜん割り切って見られない。
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 You-Tubeにあったのは7話まで。でも、必要なのはもっとずっと先の話なんだよなー。

 出崎作品だから、『ガンバ』『宝島』と同じ路線かと思ってたけど、いやー、こんな暗い話だったとは。そういや、主人公を女の子にしたリメイクの方も、相当にハードだった気がする。
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by ulyssesjoycean | 2008-02-29 18:38 | 駄文 | Comments(0)

ファン・オブ・フィネガンズ

『Finnegans Wake』を、ついに原書で読み終わる。読了までどれだけかかったかということは、考えても仕方がないので考えない。
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 これで念願だったジョイスの全作品――『ダブリナーズ』『ポートレット』『ユリシーズ』『フィネガンズ』を通読することができた。たった四冊なのに。

 『フィネガンズ』は、もう一生読むことはないのかな――と半ばあきらめムードだったのが、語学力も多少はついたようだし、それに柳瀬尚紀氏の翻訳に目を通していたのが大きかった。
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 じゃあ今後も愛読する作品かというと、ちょっと難しいかも。全体の明るい雰囲気は良かったし、オモシロイ表現もたくさん教えてもらったけど、やっぱり『ユリシーズ』の方が性に合ってる。

 それにしてもまあ、辞書はくたびれたね。もうボロボロ。フィネガンズ用語のしるし「F」の赤文字が、辞書中にびっしり。
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(英語は当分の間ほっておいて、ドイツ語やろう)
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by ulyssesjoycean | 2008-02-28 18:15 | 駄文 | Comments(0)

『マイスター独和辞典』

きた! 『マイスター独和辞典』(大修館)がきた!!
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 ドイツ語を学び始めた頃は、実を言うとそんなに本気ではなくて、「まぁなー」的な辞書の買い方をしてしまった。

 ところがその後ミヒャエル・エンデに出会ったり、哲学を調べなきゃいけなくなったりと、徐々に本気モードに突入。
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 そうするともう、丹念に調べるには手持ちの辞書では活字が小さすぎる。もっと大判で、活字が大きくて、しかも読んで楽しい辞書を買おう!

 それで『マイスター独和』という、間違いのない辞書を発見したものの、今の今までタイミングが合わず買うことができないでいた。それが今日やっと届いたというわけ。
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 辞書という「書物」に惚れこんでいるから、それが届いたときの嬉しさと高揚は格別。これから時間をかけて「通読」しようと、前書きや使用の手引きを読むときの楽しさといったらない。

 新しく買ったゲームの、オープニングムービーを見ながら説明書を読む感じに近いかな。今となっては、ゲームより辞書の方が好きになっちゃったけど。
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by ulyssesjoycean | 2008-02-27 18:11 | 駄文 | Comments(0)

メカメカ

ここ最近、普段縁遠いロボットアニメを色々と見せてもらったけど、つくづく向いてないなーと感じる。
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 今まで見て感銘を受けた作品を思い出してみても、『十兵衛ちゃん』とか『ガンバの冒険』とか、最近では『宝島』『電脳コイル』あたりで、ロボットのロの字も出てこない。
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 唯一の例外は『Gガンダム』だけど、あれをロボットものと言っていいのかどうか。ガンダムに乗っても基本は肉弾戦だし、途中、降りて戦ったりしてるしね。
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(ガンダムに姿をかりた、ドラゴンボールな戦い)

 『エヴァ』の新・劇場版になぜか行く気がしなかったのも――同じ理由なのかな。戦闘シーンよりは、どっちかっていうとペンペンが見たい。
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by ulyssesjoycean | 2008-02-26 18:26 | 駄文 | Comments(0)

『アドルフに告ぐ』

迂回戦術で読みはじめた『アドルフに告ぐ』――めちゃくちゃ久しぶりに読んだ手塚作品で、内容そのものより、その構成にビックリする。

 構成というよりは、空間の演出かな。大友克洋氏とは違う、デザイン的なオモシロさ。
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(手塚治虫 『アドルフに告ぐ』 第一巻 p118~119のラフスケッチ)

 右のページから左のページに飛んだときの、空間の出し方。もちろん見せたいのは真ん中の写真で、その左右はなにもない真っ白な空間。
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 こうやって、絵が描いてあるところを赤で塗りつぶしてみると、その効果がよく分かる。右のページが絵もセリフもぎっちぎちだから、左の空白が生きる。

 で、その左ページが、アルファベットの「Z」を逆さまにしたような形になっていて、この道筋に沿って視線が動いていく。
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 さらにスゴイなと思ったのが、写真にうつっている黒と、右下のコマの背景が真っ黒、色彩のアナロジーでも、目の動きを誘導してる。

 こういう、読んでいて「ハッ」とする絵作りが随所にしてあって、いやー、スゲェことやるな手塚さん――とあらためて瞠目させられた。
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by ulyssesjoycean | 2008-02-25 18:13 | 駄文 | Comments(0)

「顔」から「遺伝子」へ

たまーに手に取る科学系の著作、そのうちの一冊『DNA』に、ナチスの優性思想について色々と教えてもらう。
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 ここ最近調べている「観相学」は、最終的にナチスに行き着く――という話だったけど、なるほど、行き着く先は「優性思想」だったのか。

 平たく言って、「後の世に残したくない要素を持った人間はことごとく排除する」という、相当にすごい考え方。
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 ただ、これをやったのはナチスだけじゃないみたいで、当時、アメリカもおんなじことやってたらしい。

 だから、迫害を受けたユダヤ人が亡命しようとしても、受け入れてくれなかったと。『情報の歴史』という年表を調べていると、まさにそんな記述が随所に見られる。
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 そういう歴史の流れは押さえることができたけど、観相学という「顔」を読む技術が、どこで「遺伝子」にバトンタッチしたんだろう。

 キーになった誰かがいるはず。それを知るためにはヒトラーの『わが闘争』か――と思っていたところ、これがドイツ思想系にありがちな、泣きたくなるような日本語。
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 高山宏氏の書評で、ドイツ文学の凋落ぶりが嘆かれていたけど、その原因のひとつが、ドイツ系に顕著なこういう翻厄のせいじゃないかと思う。

 ――だからと言って、むやみにオコッてもしょうがない。『わが闘争』は、いつかドイツ語で読むとして、それまでは、手塚治虫氏の名著『アドルフに告ぐ』を読もう。
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by ulyssesjoycean | 2008-02-24 18:09 | 駄文 | Comments(0)

クマじゃない?

『高校デビュー』(集英社)を立ち読みしたら、目の下にある線が目につく。これはなに?
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 『オトメン』にも同様の描き方がしてあって、最初に読んだときから「なんだろう?」と思っていた。ただ、菅野文氏の画力でやられると、それはそれで納得するんだけど。
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 目の上に引いてある線は、二重まぶたとか、まぶたの一部分として了解できるんだけど、こっちは何なのか、いまだに判別できない。
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 例がいきなり犬になってしまって申し訳ないんだけど、デンスケのように、目のこっち側に線が引かれていれば、これはクマだとか、皮膚のたるんだ感じを出したいんだな――と分かる。
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 絵にして描くからには、必ず何か意味があるはず。だって何の意味もないものを、わざわざ線にして描かないでしょう。
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(瞳に華やかさを出すためなんだろうけど、メイキャップにこういう技法があるのかなぁ)
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by ulyssesjoycean | 2008-02-23 18:08 | 駄文 | Comments(2)

『グランゾート』と記憶のチカラ

レンタルDVDになったのを見て、つい借りてきてしまった『魔動王グランゾート 』

 いま見ても、地上に魔方陣が引かれていく光景は素直にカッコイイ。
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 でもなんですな、小さい頃に見てオモシロかった記憶だけがある作品は、今あらためて見るのも考えものですな。

 「昔は良かった」式のものの考え方はまずしないんだけど、それでもやっぱり記憶の力っていうのはスゴイ。頭の中ではやたらオモシロかったことになってる。
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 これはまだ映画とかテレビだから、実際に再販されれば見ることができるけど、そういう風に形にならない記憶だったら、いったいどうなってることやら。

 裏を返せば、人間の記憶は実にうまくできてるとも言えるんだけど。
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by ulyssesjoycean | 2008-02-22 18:34 | 駄文 | Comments(0)

アルベール・アンカー

新聞の芸術欄をなにげなく見ていたら、アルベール・アンカー(Albert Anker)というスイス人画家が目がとまる。
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 どうも19世紀の絵は辛気臭くていけない――と思っていたけど、スイス人という出自のせいなのか、そういう要素がまるでなくていいですな。

 パロディの要素がすっかりツボにハマってしまった『ケロロ軍曹』。元ネタをいちいち分かってしまうあたりが悲しい。
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 そういえば、調べる必要あって手にとった『日本国語大辞典』(小学館)、これがまず「本」として良い出来になってる。

 日本の辞典としては珍しく、単語の初出年代――この単語がこの意味で使われた最初の例――が載っているから、語源もある程度さかのぼることができて、有難い。
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(全部で10冊ぐらいあるみたいだけど、活字も大きいし、じっくり時間をかけて読みこんだら楽しいだろうと思う)
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by ulyssesjoycean | 2008-02-21 18:17 | 駄文 | Comments(0)

ゴーゴリいけんじゃん!

「手と鼻」という観相学への新たな手がかりを与えてもらったので、さっそくゴーゴリの『外套・鼻』(講談社文芸文庫)という短編を読む。

 ロシア文学は暗くて長い――というイメージがふっとぶほど、これが実にオモシロイ!
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 冗談体質とメタフィクションという、「待ってました!」の二大要素がふんだんに盛り込まれていて、その使い方も上手。

 もっともこれは、訳者の吉川宏人氏に負うところが大きいのかもしれない。「身には永年勤務の賞状、腰には痔瘻(じろう)の諸症状」(p14)なんて「語呂ツキ」の訳文を見ると、本当に嬉しくなる。
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 あんまりオモシロかったので、これはいっちょ、ロシア語で読んでやろうかと思い立つも、いやー、キリル文字のハードルは高いですな。

 なまじアルファベットに似ている分、始末に悪い。だって上の表紙の文字、「ロシア」って読むんでしょ? 字面を見て聞こえてくるのは「ピュククンン」という音なんだけど。
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(ロシア文学なんて、小学生のときに『罪と罰』を読んで以来。『カラマーゾフ』は新訳が出たというし、ちゃんと読んでみたいんだけどね)
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by ulyssesjoycean | 2008-02-20 18:13 | 駄文 | Comments(2)