マンガとアニメーションと人文を、脱線(Digression)でつなぐブログ。
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<   2013年 08月 ( 26 )   > この月の画像一覧

『風立ちぬ』と『ちはやふる』

 一度ほれ込むと見境がないので、『風立ちぬ』についてはもう「わかったわかった」という感じかと思いますが、それと関連して思ったことをひとつ。
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 現在第二期が放映中の『ちはやふる』、競技かるたの世界でともに切磋琢磨する三人の主人公、新(あらた)・ちはや・太一、それぞれに個性的かつ魅力的ですが、この中の新が『風立ちぬ』の主人公(堀越二郎)と似ているように思われる。

 二人とも、1.静かだが誰よりも情熱家、2.道を究めようとする強靭な意志と努力、3.たたよう孤独感、これが共通してるんじゃないかと。
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 以前から、『ちはやふる』では新が一番カッコイイ!と力説していて(*個人的な見解です。感じ方には個人差があります)、それで今回ふと、あれ、このかっこよさって、二郎さんと同じなのではないか?と。

 ひたむきな努力や情熱家という点ではヒロインのちはやでもいいんじゃないの?と思ったけど、ちはやには「孤独感」はないよね。
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 競技かるたは実力の世界だから、柔道の段位と同じく厳密にクラス分けされていて、上に行けばいくほどその数は少なくなる。A級でも飛び抜けた実力を持つ新と、圧倒的な強さを誇るクイーン・若宮詩暢は、同じレベルで戦える相手がいない。

 別に二人とも孤独になろうとしたわけでなく、実力が上がれば上がるほど理解者が少なくなり、結果として誰もついてこられないという寂しさが、おそらくは『風立ちぬ』の主人公と重なり、また自分も激しく感情移入するのだろう。
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 (考えてみれば、その新と若宮詩暢は点対称の関係にあるのか。二人とも「かるたが強くなる」しか考えていない、夾雑物がまったくないところに心惹かれる。

 もちろん、誰よりも必死な太一が一番人間臭く、作中で涙するのは太一のシーンなんだけど、彼は夾雑物をいろいろ抱え込んでしまっていて、そういう意味ではあまり共感する感じではないなー。カッコイイんだけど)
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by ulyssesjoycean | 2013-08-31 18:45 | 駄文 | Comments(0)

谷口ジロー『孤独のグルメ』

 フランスと最も縁の深いマンガ家ということで、以前からずーっと気になっていた谷口ジローさんの孤独のグルメ (扶桑社文庫)。これからじっくり読みます。
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 (ただ文庫版を買ったら悲しいぐらい活字が小さい。やらかした!!)
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by ulyssesjoycean | 2013-08-30 18:11 | 駄文 | Comments(0)

お次は西行さん

 以前からちょいちょい名前を聞いていて、しかも気になるのが西行さん。
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 『方丈記』の鴨長明は、いわば「すっぱいブドウ」の人というか、達観してるようで都の暮らしに未練たらたらという印象だったので、自ら武士の世界を捨てたという西行と対照してみたらどうだろうか。

 だからといって、「西行について」いくら読んでみても、ご本人の文や歌に興味なければどうしようもないので、やはり本人の著作とおぼしい山家集 (岩波文庫 黄 23-1)にまずは触れてみたい。
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 そんな風に検索していたら、愛読していたギリシャ・ラテン文学の沓掛良彦さんが西行弾奏という一著をものしておられた。

 以前から、漢詩漢文、そして日本古典に親しみを覚えるとおっしゃっていたから、これもそうした自然な行き方なのであろう。ごく最近出たもののようなので、ぜひ確認してみたい。
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by ulyssesjoycean | 2013-08-29 18:57 | 駄文 | Comments(0)

10/12 東北大学で荒木飛呂彦講演ッ!!!

 コミックナタリーで知りましたが、ええ、そんなのあんの?! 東北大には割と用事で足を運んでますが一度も告知を見たことねーゼ!
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 10月12日に行われる東北大学ホームカミングデーにて、荒木飛呂彦さんが脳科学関係の講演にご参加される由。応募フォームはこちらのリンクからどうぞ。

 注意点としては、8月30日16:00が申込み締切、また追加の募集は300名で抽選で決まるということなので、うわー、これは通ってほしいなー。
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 (いまやってるジョジョリオンは舞台が杜王町(=仙台市)だからなぁ)
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by ulyssesjoycean | 2013-08-28 08:22 | 駄文 | Comments(0)

本居宣長万歳!

 古文が読めるようになったら次々と読破しよう計画で、読めないうちから岩波の黄版で作品は買い集めていたものの、パッと手にした本居宣長『紫文要領 (岩波文庫)』がすばらしいの一言。
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 もともと、石川淳の現代語訳でえらい人だったんだなぁと感激していたけど(*どういうのか、密林で探しても全く出てこない)、こうして多少とも古文の右左がわかった上で原文を読むと、本当に頭の良い人だったのだと目からうろこ。

 紫文だから、要するに源氏物語と紫式部の関係を説いているのだけど、紫式部という名前の由来のアレコレを次々とロンパしていく、しかもまたその様子がとてもユーモラス。宣長先生は案外話のわかる人だったようだ(笑)。
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 (そもそものきっかけは、柳瀬尚紀さんがフィネガンズ全訳の頃、訳出の資料として本居宣長全集を買って風を入れた、ということをおっしゃっていたので、それだろう。

 で、その時はまったく古文が読めなかったので、ようやくその時期が来たということだな。三重県には本居宣長記念館があり、自筆の書も展示されているということなので、機会を見つけて行ってみたい。そんなやつはいないだろうが・笑)
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by ulyssesjoycean | 2013-08-27 18:42 | 駄文 | Comments(0)

お次は百人一首の世界?

 ようやく古典文法も一段落、細かいところを詰めていく必要はあるものの、辞書を頼りに原文を読めるところまでは来たけれど、そうなると「何を読むか」というのが問題になってくる。
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 お好きな方には大変申し訳ないながら、何度チャレンジしても兼好法師に対する印象は良くならないので、古典であり、しかも楽しく読める作品――ということであたりをつけていた。

 そうしたら、『百人一首一夕話 上 (岩波文庫 黄 235-1)』が大変にオモシロイではないですか! 要するに、百人一首の注釈本なんだけど、こういうすぐれた研究書あるなら、歌を詠んでみるのもいいかもしれないと思うほど。
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 とかく古文の世界は自分の思いを歌に託すことが多いので、いわゆる文法をおさえてみても、作中に挿入される和歌が読めないと、どうにも取りつく島がない。

 それに、アニメーションの『ちはやふる2 Blu-ray BOX 下巻(本編ディスク4枚 第十三首~第二十五首収録)』でも、競技かるたが題材なだけに、百人一首ってどんな世界なのかなぁ、という想いは以前からあった。だからこれが、いい機会かもしれない、というわけ。
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by ulyssesjoycean | 2013-08-25 18:12 | 駄文 | Comments(0)

こうきたか番外編!『となりの怪物くん』

 先月号で無事本誌連載が終了、次の企画にとりかかるのかなーと思ったら、番外編がスタート。ちょっと予想してなかったです(笑)。
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 ぶっちゃけ話をしてしまえば、本編の主人公ふたり、ヒロインのシズクはいいとして、肝心の男子キャラ・ハルに全く共感することができず、また物語中盤からどんどん絵が変わっていってしまったので、ちょっと関心が遠のいていた。ごめんなさい。

 しかし! 今回の番外編で、正直作中では一番の真人間であるササヤン君が主人公となれば話は違ってくる。
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 気さく、こまやかな気配り、そして友達想いというところ、ササヤンいいやつだーと思っていただけに、この番外編では幸せになっててほしいなぁ。『デザート 2013年 10月号 [雑誌]』を買おうか思案中。
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by ulyssesjoycean | 2013-08-24 19:56 | 駄文 | Comments(0)

評価がここまでわかれる? 『風立ちぬ』

 無理をおして映画館に行きもう一度見てきましたが、こんなことは今までの映画体験で全くなかったことなので、自分でもその入れ込みぶりに驚いています。
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 絵コンテを読んでも号泣、話をわかっている2回目は安心して号泣と、今回の『風立ちぬ』には完全に心を鷲津噛まれているのですが、一方、そこまで感動しないよ、という方も多く、それどころか「まったくわからない」という声もあるので、ちょっとびっくり。

 もとエンジニアの友人も、その日は映画をハシゴするはずが、この一本で感情がいっぱいになり、2日本目は見なかった、という話でしたし、別な友人も自分と同じくらい感激してくれていた。
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 かと思うと、良く耳にするのは「よくできてた」という反応で、やはり最後にちゃんと泣きました、という感じ。そりゃいい映画だったけど、なにもそんなに入れ込むほどではない、というぐらい。

 さらには今回見た2回目の劇場で「いやー、ぜんぜんわかんなかった」という20歳前後の若者もおり、言われてみれば、その年代の観客でぽかーんとしている人が館内にけっこういた。
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 それに対して「わかってねぇな」的なことが言いたいのでは決してなく、こんな見る人で反応の違う映画ってある?!と、そのことが非常に興味深い。

 オモシロイのは、映画館にいる子供たち。ジブリの映画でアニメで夏休みだし、ちょいちょい子供の姿が目に付くのだけど、とても静かに見ているし、不満を漏らす子は一人もおらず、自然に帰っていく。
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 (なにかを受け止めていると思うのだけど、時間がたったらそのことも聞いてみたいなぁ。大人になったときにもう一度見直して、それで自分と同じくらい涙する人が出てきてほしい)
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by ulyssesjoycean | 2013-08-23 18:08 | 駄文 | Comments(0)

宮崎駿3万字インタビュー

 おお、毎回新作映画が封切られるたびそれに合わせて長文インタビューが掲載されるCut (カット) 2013年 09月号 [雑誌]、今回もちゃんと取り扱っているみたいです。読もう。
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 (先日も『風立ちぬ』の絵コンテを読んでいてDパートで号泣しましたが、インタビュアーの渋谷陽一さんは毎回ケンカ腰ともいえる突っ込み方なので、これは気になる。

 それまでのインタビューをまとめたものがすでに『風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡』として出ていますが、これもメチャメチャ面白かった。必読)
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by ulyssesjoycean | 2013-08-21 19:28 | 駄文 | Comments(0)

いま日夏耿之介

 信頼する書き手の山本貴光さんが、漱石の『文学論』と格闘してらっしゃるそうで、その関係で漱石を腐している物書き――というところから、吉田健一と並び、日夏耿之介に言及してらした。
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 日夏耿之介は前々から気になる名前で、まずなんと読んでいいのかわからないところから話が始まる。

 恩師の研究室にお邪魔した際、詩人の全集がズラッと並ぶ中で、西脇順三郎と一緒にこの日夏耿之介の全集が並んでいたものと記憶する。違うかもしれない。
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 「ひなつこうのすけ」という読み方がわかるのはそれからずいぶん経ってのことで、相当ヘンな人らしいとはいろいろのエピソードから漏れ聞こえてきたのだけど、そうか、この人も漱石嫌いだったのか。

 不思議なもので、自分の愛読する書き手には漱石嫌いが少なくなく、かくいう自分のその一人で、漱石という人物にはものすごく興味あっていまだに関心を持ち続けているけど、漱石作品には今に至るまでまるで親しめない。
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 かと思うと、冒頭に名前を挙げた吉田健一は自分がもっとも愛する文士だし、一時期愛読していた由良君美(ゆらきみよし)さんも激烈な漱石否定文をものしていて、その師匠筋にあたる日夏耿之介もそうらしいとわかると、急にポッと回路ができた気がする。

 かといってそれで全集を取り寄せましょうとはさすがにならないので、くだんの山本さんが言及してらした日夏耿之介文集 (ちくま学芸文庫)にまず目を通したいと思う。
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 (高山御大もゴシック詩集を訳すのに、日夏耿之介の作品から使えそうな語彙を大学ノートに書き写し、ということを言っていたから、相当な珍品なのではないか)
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by ulyssesjoycean | 2013-08-20 19:20 | 駄文 | Comments(0)