マンガとアニメーションと人文を、脱線(Digression)でつなぐブログ。
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<   2016年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧

バーズで冬目景さん久々の新連載!『空電ノイズの姫君』

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(ガリガリとした描線で独自の作品をコツコツと発表し続けるマンガ家の冬目景さん。代表作の『イエスタデイをうたって』も完結、ちょこちょこと短編を発表しつつ、いよいよ連載開始の様子。バーズ9月号は7月30日に発売された模様)

独自の路線と、なんか気になるヒロインが特徴的な冬目景さん。今まで、時代劇から人外、ちょっと外れた青春ものなど色々やられてきたけど、音楽は印象なかったなー。

バンド+ギター+女子ということでは、『女子高生エフェクターを買いに行く』の動画が話題になった、まつだひかりさんほか、流行ってる分野と言えなくもなくもない(どっちだ)。

ただ絵を描く側からすれば、ギターその他の楽器はパーツも多いし弦は6本あるし、メーカーごとにデザインと特色が違って、たいへんにメンドウ。

また弾いてる人たちからのツッコミも多いだろうし、前述のまつだひかりさんはご自身も
バンドをやられてるので、演奏してる人ならではのツボが分かってるーーみたいな。

冬目景さんの新作はどうなるのか楽しみだけど、表紙絵に描かれてるのがギブソンのカスタムというシブいチョイス!

実際、エレキギターは木の塊なわけだから、デザインや形によっては相当の重量があるし、カッコいいけど重くて弾けないとかリアルにある話。

レスポールのカスタム(でいいと思う( ´ ▽ ` )ノ)はその点、少し小さめのボディだし、弾きやすいかもと思ったりしたな。

ーーこういうウンチクじみたことは抜きにして、スッとマンガの世界に入れる作品だといいなー(^∇^)。『空電ノイズの姫君』というタイトルはともかく、冬目景作品にお馴染みのキャラ名は辞書登録しないとタイプがメンドイので書きません^_^

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by ulyssesjoycean | 2016-07-31 18:33 | Comments(0)

18世紀は「考える」のが楽しかった? ルソーと教育

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(教育学の名著として名高いルソーの『エミール』。家庭教師がエミール少年を指導するという話らしいけど、作者のルソーさんは教育以前に相当アレな人だった様子。でも言ってることは大事だったりするから、今度読んでみようかなと思い中。訳本多数)

18世紀ヨーロッパの文物はとにかくどれも面白い。「小説って面白いんだな!」と感動したのもイギリス18世紀の作品だったし、「文学は18世紀に限る」という、目黒サンマの殿様みたいなことを半ば本気で思ったりする。

そうした次第で、18世紀の文学はちょいちょい読んできたんだけど、最近になって関心が経済に広がったことから、18世紀の哲学や思想にも触れることに。

哲学や思想と言ったけど、その頃の学者はみんな「フィロソファー」とか「フィロゾーフ」と呼んでたらしいので、あんまその辺のジャンル分けは気にしてなかったでしょう。

幸い、18世紀くらいまでなら原語で読めるので、アダム・スミスの親友がヒュームだったとか、そのヒュームが苦境のルソーをイギリスに招いたり、またルソーの愛読書はデフォーの『ロビンソン・クルーソー』だったり、交流のペースに国が感じられない。

ルソーさんも正直関心はなかったんだけど、ちょいちょい名前を聞くうちに興味を持ってきて、ご本人は問題行動だらけの相当アレな人だけど、なかなかに鋭い指摘をしてたりする。

それで思ったのは、18世紀は考えるのが面白かったのかな、ということ。17世紀は宗教革命やらなんやらで地獄絵図、それが社会的な機構も整ってきて、人間には色んなことができるはずだ!と、みんなが一斉に考えはじめ、またそれを発表してる勢いを感じる。

ちょっと前に「好奇心」(Curiosity)という言葉をOEDで調べたら、中世くらいまでは、「神様がやったことに疑問を持っちゃイカン」と、悪い意味で使われてた雰囲気。あとは実際、知りたいと思ったところで当時の学問水準では到達できないこと多く、フタをしてた面もあるんだろう。

それが18世紀になってフタが開き、またそれまでの矛盾や約束事がおかしく見えたり、新しい発見をしたりで、そのサイクルが楽しかったんだろうなーと。

とはいえ楽しいだけでは済まないのが世の中で、フランス18世紀の思想人はルソーさんもヴォルテールさんも相当むちゃくちゃな人とわかり、それに比べるとイギリスは落ち着いてたのかな、とかとか。

最近は多少なりとも数学の右左がわかるようになり、いろんな思想動向と数学から経済から、いろんなものがうねってたんだなーと。

それにしても、当時の人たちはどーやって会話してたのかね(^∇^)。たしかフランス語が国際語として使われてたはずだし、気の利いた人はラテン語の素養もあったから大丈夫なんだろうけど。

しかしそうは言っても外国語。ラテン語は坊さんでもなければ話さないはずだし、当時のインテリたちがどーやって語学を身につけたのか気になるなぁ。当時の語学参考書なんて見たら面白いと思うんだけど。

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by ulyssesjoycean | 2016-07-29 18:24 | Comments(0)

例のアレと『電脳コイル』の世界

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(磯光雄監督による近未来アニメ『電脳コイル』。グーグルグラスやIngressの元ネタになったと覚しい画期的な作品。SF的な部分もすごいけど、デンスケというヘンな犬がヘンな顔をするところが好きでした(^∇^)。DVDで発売中、レンタルもあり)

小袋の中に入る怪物が行くとか行かないとかいうのが大人気ですが、この機会に大元の『電脳コイル』を見返してみようかな、と思っているこの頃。

というのも、リスクの大きさと、それでもやったというチャレンジ、街というインフラはいじらずに魅力的なものにするというスマートシティーの発想、でも、その土地の地名や歴史とは何の関わりもない世界ーー

平たく言って、「どうしていいかわからない」けれども、「なにか大事なことが含まれてる」と思うのが、今回の小袋の中に(以下略)。

考えてても仕方ないので、そういや『電脳コイル』はどんな描き方をしてたかな?と久々に気になった。未来的なガジェットは多数登場するものの、磯監督自身は「ノスタルジー」と度々発言してるので、ちょっと違う視点を与えてくれそう。

神社とか鳥居も出てきたし、金沢という土地が頻繁に出てきたり、あとは駄菓子屋なんてそれこそレトロな世界を導入していた。

そもそもで言えば、「地図ってなんだろう」と思う。自分の生活環境が固定されてれば地図そのものは不必要、また「地図を読めない」方向オンチとは何か、ということもある。

地図は現実の地理を「上から見た」形だけど、「そういう風に見たことないでしょ」と言われてビックリ。たしかにそうだ! 自分の目線で移動するから、地図(上から見た)のような経験はほとんどない。

伊能忠敬先生を深く尊敬しているし、この機会に「地図」の「歴史」を考えてみるのも面白いかもしれない。

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by ulyssesjoycean | 2016-07-23 12:00 | Comments(0)

ついに本誌で連載開始!山本崇一朗『からかい上手の高木さん』

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(マンガ雑誌『ゲッサン』で読み切りを目にして以来応援してきた『からかい上手の高木さん』、読み切りの初出が2012年7月号とのことだから、それから4年で雑誌の表紙を飾るまでに! 別に自分の手柄ではないんだけど(^∇^)。ゲッサンは毎月12日に発売)

応援する新人マンガ家の山本崇一朗さんーーそう言ってたのも今は昔、現在すでに単行本が10冊前後、デビュー間もないのに複数連載は大丈夫かな?!なんてのも杞憂に終わり、着実にキャリアを積み重ねているのは愛読者として嬉しい。

ーーなんて硬い切り口だけど、肝心の作品自体は、中学生男子の西片が、隣の席の女子「高木さん」にからかわれ続けるという、それだけのマンガ( ´ ▽ ` )ノ

でもこれがまたいいんだ(^∇^)。このところハードなアクション、込み入った設定、大スペクタクルにくたびれてきた面あり、むかしはやる意味がわからなかった古文の世界に親しんでたりする。『土佐日記』なんか通して読むと、いいんだ、コレが。

で、山本崇一朗さんのマンガ作品も、ヘンに肩の力が入らず、結果、お風呂のとも、寝る前の一冊など、何度となく再読する内容。

コミックナタリーのインタビュー等では、これまた以前から愛読してやまないマンガ家のとよ田みのるさんをリスペクトしてたり、『空色動画』、現在は『ふろがーる』の片山ユキヲさんのもとでアシスタント修行をされたそうで、なんか方向性が一貫してる。

読んでて安心する感じはその辺にルーツがあるのか?!なんて思うけど、実力を備えた書き手がバリバリ作品を発表してるのは頼もしいです。

でもこれだけ作品を発表して、その「コア」になってるのは何かな?と思ったりするけど、まだわかんないなー。とよ田みのるさんについては、「呪いからの解放」なんじゃないかと。

*『ラブロマ』では無表情の星野くんが「喜怒哀楽」を手にしたり、『トモヒャク』では「小さい頃の自分(インナーチャイルド)」をケアしたり、『タケヲちゃん』では一番ストレートに「呪い(不幸)」から抜け出す話だった

それでいくと、山本崇一朗さんも何かしら「確かなコア」を持って創作してると思うけど、描かれてる内容自体は中学生男子が女子にいじられまくるという話なので、なんもわかんない( ´ ▽ ` )ノ

ヘンにマニアックなところがなくて、楽しく読める作品なので、未見の方はこの機会に。単行本は現在3巻まで発売中

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by ulyssesjoycean | 2016-07-17 18:05 | Comments(0)

数学ニガテな人はむしろ「表記」と「歴史」から攻めるべし

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(なんの因果か金融の実学を知るためには数学が必須のため、大のニガテだった数学にいまからチャレンジというビックリ企画。でも肝心なのは数学の「表記」だと気付いたのでホッとする。山本貴光さんの『文体の科学』を読み返したら、自分が調べたことがすでに書いてあったよ。新潮社より1900円(税抜き)で発売中)

人間変われば変わるもので、いまや一番熱心に取り組むのが金融と数学という、もともとはニガテだった分野。

金融の方は幸い経済史を追ってきた関係ですらっと飲み込めるけど、その実学(ファイナンス)となると数式を避けては通れない。

ところが、金融やその他の分野を「分析するために」各種の数式が発達してきたので、「なーるほど、それでこんな計算をしてるのか」と実例つきで教えて貰えるため大変わかりやすい。

ところが、数式となると、まずその表記がわからない。いや、効率性を考えてこうしてるんですというのは納得する。そうじゃなくて、なんで「平均(average)」の略称がギリシャ語の「μ(ミュー)」なの?とか、そういうのが際限なくある。

で、数学史の本に片端から目を通した結果、数学者の多くは「数学の考え方」を重視していて、「なぜそう表現するのか」という表記にはほとんど重点が置かれてない。

その逆に、数学がニガテな人間は「数学の考え方」ではなく、「なぜそう表現するのか」の方につまづいているというミスマッチがあると気付いた。

数学が得意な人が必死で数学の面白さ、美しさ、利便性を訴えてくれるけど、いやいや、こっちが困っているのは表現の方です、という。考え方に馴染めないのではなく、表記に馴染めなかったんだと。

たとえばさっきの平均もそうだけど、英語ならaverageで、頭文字はAになる。ところが実際にはμというギリシャ文字で、これはMのこと。つまり内実と表記にズレがある。

恐らく得意な人は、ズレを全く意識せずに即、数学の「考え方」に進めるのだろうけど、表記も言葉である以上、不合理な略し方をされてると、言語系の人間としては納得がいかない、結果、その先の考え方に進めないというーー

つまり、表記の理由が分かればちゃんと「考え方」に進めるので、平均はAverageだけど、Aはよく使う文字だし、物理の加速度(acceleration)ともかぶっちゃうから、ギリシャ語のμεσος(メソス、平均)の頭文字にしてるんですよーーこういうのが必要だということ。

そこさえ納得できれば、平均を使った分散や偏差にも進めるし、決して「数学の考え方がわからない」わけではないんだ!と。

ただ、数学書は数学が得意な人が書いてしまうので、そうしたミスマッチに気づけないのと、またニガテな人間は人間で、「なぜこの分野がニガテなのか」をそこまで真剣に考えないから、「実は表記の方に原因があった」とは気づけない。自分でも気付いたのはこの数週間だもんな( ´ ▽ ` )ノ

そうやってヤキモキしながら資料を漁っていたら、片野善一郎さんが『数学用語と記号ものがたり』(裳華房)という、地味ながら大変気の利いた仕事をされていると分かった。こういうのが欲しかった!と思っていたので、これはお礼を言わなくてはいけない。

イエスさんも山の上の説教で、「求めよ、さらば与えられん、尋ねよ、さらば見出さん、門を叩け、さらば開かれん」と言ってるのが改めて身に染みたな。そういう意味で言ったのかわかんないけど(^∇^)

ということで、金融の実学を勉強するために数学史を学ぶという回り道も、ようやく光明が見えたので安心しております。もともとは分厚い英語の本を読むはずが、日本語の解説書、その後数学史とエライ遠回りをしたなー。でもそうしないと進めないんだから仕方ない^_^

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by ulyssesjoycean | 2016-07-16 18:08 | Comments(0)

ルートの記号はクリストフ・ルドルフさんの発明品?

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(数学史を調べた結果、ルート(平方根)のあの表記は、ドイツ人クリストフ・ルドルフによるものとわかった。しかしオリジナルテクストは殆ど残ってないらしく、ファクシミリ版が合本で出ている様子。14000円弱なり)

ファイナンスを学ぶためには数学が必要で、「その計算をしなくちゃいけない実例」つきで学ぶと大変おもしろい。

ところが、数学に使われる各種の略称や表記に納得がいかないこと多々。ギリシャ文字のμ(ミュー)がなぜ平均(average)の略で使われなきゃいけないのかーー

まあ、OEDその他にあたれば調べられないことはないとわかったものの、これを一つ一つやってたんではラチがあかない。で、数学史をまず一度さらってみようと。

まだ途中だけど、以前から「なんでこんな記号を使うの?」と思っていたルート(root)、あれを一般に広めたのがクリストフ・ルドルフ(Christoff Rudolff)であると分かる。なんでも1525年の「代数」という書物で使ってるらしい。

ただこっちの関心は「なんでそんな表記にしたのか」ということなので、ぜひ一度原文を確認したい、著作権はどーせきれてるんだし、ラテン語で書いてるかもしれないがまあ意味はわかるだろうーー

ところが電子ライブラリー全盛の今も、あんま見られないみたいね。ドイツの気の利いた出版社がRechenbücherなんたら、という書名で復刊本を出してるみたいだけど、当時の体裁を再現してるみたい。

荒俣宏さんであれば喜んで買うんだろうけど、自分が数学をもっと実感を持ってわかりたい!というそのために、16世紀の古書を完全再現しました!なんて本を手にするようでは、話がむちゃくちゃになる。

言ってしまえば、rの小文字を変化させてrootの記号にしたそうだけど、「そうらしい」というのと「そうなんです」ではえらい開きがあるなぁ。

でもこういう瑣末なところに引っかかったことが、数学につまづくキッカケになったわけなので、なんとかしたいとは思う。まずOEDかな^_^

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by ulyssesjoycean | 2016-07-14 18:05 | Comments(0)

あれ?!最終巻じゃなかったんだ!TOBI『お前ら全員めんどくさい! 5』

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(衝撃的すぎる1巻の表紙から、愛読し続けついに第5巻! 勝手にオーラスだと思っていたのでホッとしました(^∇^) フレックスコミックスより570円+税で発売中)

それぞれに個性的なヒロインに取り囲まれ、めんどくさいラブコメ節が大変好印象なTOBIさんの『お前ら全員めんどくさい』。

作者さんのツイートで、もうすぐ最終回的な言葉を目にした気がしてたけど、6巻以降の発売もあるようで、ヨカッタヨカッタ\(^o^)/

ムサヲさんの『恋と嘘』、石黒正数さんの『それ町』と並び、再三再読してるマンガなので、楽しみにする作品が今後も続くのは嬉しいです。

応援する山本崇一朗さんの『からかい上手の高木さん』、あれが好きな方なら『お前ら全員〜』も楽しめると思います^_^

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by ulyssesjoycean | 2016-07-12 18:11 | Comments(0)

方程式の記号を分かるために数学史にチャレンジ!

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(計算過程の記述を省略するため、何度も出てくるやつは記号で済まそうーーしかし、日本語からアプローチしてる限り、Σやμが「何の略称か」は調べなければならないという大モンダイ。数学史の本も色々出てるようですが、ちくま学芸の『数学序説』が書店で全く見つからない)

英文学や仏文学から経済や金融の歴史に興味を持ち、やってるうちに案外向いているらしいと分かってきたので本式に調べ始めると大変やっかいなモンダイが出始めた。

ファイナンスや金融で使われる種々の計算式、分かってみれば至極まっとうなことながら、困ったことに「なぜこの表記でこの計算をすることになったのか」、その文脈がわからない。

表記そのものが省略されてる(短く書かれている)ので、その省略されてる部分を自分で一度埋めないことには、その省略が使えないというややこしいことに。

このブログを読んで下さる奇特な読者も「何を言ってるか分からない」とお思いでしょうが、書いてる当人はもっとよく分からないという、大変シンプルな状況。

これはどのジャンルでもよくある話で、「できる人視点で書かれると、できない人からはサッパリわからない」という本質的なモンダイ。数学が超ニガテだったポール・ヴァレリーさんが、「数学の教科書は数学が得意でない人間が書くべきだ」というのはこのことだろう。

ファイナンスで使われる表記に数学の表記が使われていて、数学の表記はなぜか通常のアルファベットとギリシャ文字が混在、英語もあればギリシャ語もあり、それぞれが何という単語の頭文字なのかは一切書いていないというーー

これはもう一旦、数学の歴史そのものを追うしかないーーというのが今の状況。この表記で何をしたらいいのか分からないのでは、いくら方程式だけ覚えたところで仕方ない。

ただ昔と違って良かったと思うのは、英語やギリシャ文字が読めるようになったので、日本語が分かんなくても英語で分かればいいやと思えること。実際、数学や金融の用語は英語でやった方が遥かに馴染みやすい。

むしろ、方程式や分布、左辺や右辺という「翻訳語」を作った人に関心する。代入とか移項とか、漢語からよくまあこれだけ揃えたよなぁ。でもその結果、原語から離れて何を省略してるのかほったらかしというモンダイも出てしまったけど。

何かの本質を掴むためには、こーいう超どうでもよさそうなことが全くどうでもよくないと独学を続けていく過程でわかったので、遠回りに見えることの方が実は最短ルートであるというのも、今だからこその知見だなぁ。

とりあえず、数学史の見取り図ができてから金融だのファイナンスだのに戻ろうと思います^_^

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by ulyssesjoycean | 2016-07-06 18:01 | Comments(0)

なぜか馴染めない! インドその他の東洋思想

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(このところ東洋思想に関して耳にすること多く、岡倉天心の『茶の本』とか、中国の『易経』とか手に取ってみるんだけど、一向に興が乗らないのはなぜなのか。インド哲学もそうなので、今度はこの『パガパァッド・ギター』を手にはしてみたい。岩波文庫より税込713円にて発売中)

 これだけ節操なく色んなジャンルに手を出してみたものの、いまだに「なんとなく苦手」なのがインド哲学に代表される「東洋思想」。

 ヘルマン・ヘッセの『シッダルタ』を紹介されたこともあり、じゃあこの機会にと思ってヒンドゥー系の紹介本を手に取ってみたけど――やっぱりいつにない抵抗感を感じる。なんでだろう?

 聖書はよく読むし、イスラーム文化についても敬意あるだけに、インド・古代中国・日本仏教にこんなに親しめないのか意味がわからない。

 ひとつにはジャンル自体がもってる「わかりにくさ」があるとは思うけど、その辺なのかな? あることはない、ないことはある、とか、そうしたパラドックス全開!なのが東洋思想の特徴だと思うので。

 関心の広がった今ならいけるかな?と思ってチャレンジしてみたけど、やっぱアウトだー!という思いが強かったので、一文つづってみた次第。でも物語というか、神話のひとつとして、ヴェーダ関連にはいくつか目を通してみたいと思います。
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by ulyssesjoycean | 2016-07-03 12:00 | 駄文 | Comments(0)