マンガとアニメーションと人文を、脱線(Digression)でつなぐブログ。
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<   2016年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧

ポケGOとリアル地図、ジェレミー・ブラック『世界の都市地図500年史』

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(絵を描くようになってから、こうした大判の図録も眺めるクセがついた。最近は『ポケモンGO』の流行で地図というものをあらためて考えることに。河出書房新社から税込4,860円で発売中)

「これはちょっとやそっとの規模の仕事じゃないぞ」と驚愕した、ジェレミー・ブラック『世界の都市地図500年史』。ダブリンから長崎、歴史好きにはおなじみのメソポタミアまで、未来地図も含めて都市を考える力作。

引っ越しなどあると、移った先の地図をよく眺めることになるけど、地図そのものも、地名とあいまって非常に不思議な存在。だってこんな風に都市を「上から眺める」ことは、実際の生活ではほとんどない。

また最近はポケモンGOのブームで、あらためて地図を考えることに。実際の地図地名の由来を無視して勝手に上書きしてる、という芯の通った批判もあれば、ポケGOで歩いてるうちに名所旧蹟に出会うこともあるわけで、地図って奥深いよな、と。

たまたま手にした一著だけれども、作者のジェレミー・ブラックさん、なーんか聞いたことあるような気がする。たしか高山御大が一時期集中的にプロデュースしたReaktion Booksに著作あったようなーー

と思ったら、ビンゴ! 邦訳はされてないけど(あるのかな?)、ちゃんとPicturing Historyシリーズにお書きになられてました。予想してた書目とは違ったけど( ´ ▽ ` )ノ

最近はファイナンスや数学など、きわめて実利的な方面ばかりなので、純粋に「絵を見て楽しむ」こうした一冊にも触れておきたい。

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by ulyssesjoycean | 2016-09-30 18:23 | Comments(0)

「日本ラー」がついに単行本化!フー・スィ・チン『シンガポールのオタク漫画家、日本を目指す』

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(数年前から『日本ラー』という不思議なタイトルで、日本旅行記を4コマ形式で発表してきたシンガポールのマンガ家、フー・スィ・チンさん。苦節何年なのか分からないけど、持ち込みその他の経緯を経てついに単行本になったというのは初回からの読者としても感涙。メディアファクトリーから1,060円にて発売中)

『季刊エス』など、ある種アート寄りのとんがった作風に思っていたシンガポールの書き手、フー・スィ・チンさん。何年前だが分からないけど、『日本ラー』としてコミカルな絵柄で4コマを発表されたので大変驚いた。

当初は完全な個人ブログで、その後、日本の編集部に持ち込み、サイト移転や中断を挟みつつComic Walkerでウェブ連載がスタートーー

それがついに単行本になりましたか!というのは、『日本ラー』時代の読者からしても感激する。

で、もともとの4コマがなんとも言えず脱力した雰囲気で、フーさんの使う日本語の語感もあいまって、これは良いエッセイ4コマだ!と。

そういえば、敬愛するとよ田みのるさんの『最近の赤さん』(現在は「娘さん」に成長( ´ ▽ ` )ノ)も、また山本さほさんの『岡崎に捧ぐ』もツイッターやウェブでスタート。それも「つい勢いで」くらいのノリ(^∇^)

糸井重里さんがそうした流れを自身の「ほぼ日」でサポートしたり、フーさんのコミックエッセイもそうした延長線上にありそう。

この単行本は「日本以外の書き手+エッセイ」という体裁らしく、以前チラッとだけ耳にしてそのままになっていた「北欧女子と日本」もこのシリーズに入ってるみたい。

フランス発のBDがアート、さらにその技を見よ!というハイクオリティとすれば、めちゃめちゃ親しみやすいこうしたエッセイマンガの両面があると嬉しいなー。

フーさんのネット発表分で一番ビックリしたのが「からあげ」エピソード。「辛くないのにカラアゲとはどういうこと?」というのが、初めて食べた時の美味しさとともに綴られていて、確かに!と思ったな。

シンガポールでは英語、中国語普通話、一部ではマレー語もあるとか?(うろおぼえ)、書き手のフーさんは日本語を知っているし、ビミョーに中国語とも違う日本の漢字にまつわるエピソードも楽しい。

石黒正数さんの『木曜日のフルット』と同じく、お風呂や寝る前の一冊にいいと思う。せっかくだから北欧女子のエッセイコミックも読んでみたいと思います^_^

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by ulyssesjoycean | 2016-09-25 12:37 | Comments(0)

残す関門はθだけ! 遠山啓『数学入門』

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(名著『なぜ数学につまずくのか』の著者・小島さんが少年時代に愛読したという遠山啓[ひらく]さんの新書。全体を通読すると、たしかに重なる書き方をしてるなと思い、そうか、あれは遠山さんへのオマージュだったんだなー、なんて。岩波新書・青判にて現在も購入可能)

経済の実学からスタートして、ようやく全体の見取り図ができてきた数学。ただし、自分の場合は「応用数学」にしか適性ないようだ。

つまり、「数学を使って『なにかする』」分野だと、相当一生懸命に取り組める。でも「数学の思考だけを追っかける」方には、向いてないみたい。

よく分からなかった虚数(imaginary number)も、また虚数を使った複素数平面も、行列(matrix)も、「CGで使います」と教えられて急に飲み込めた。

自分の場合、スタートが経済学なので、グラフとかデータの分析ばかり考えてたけど、あれだとxy座標ーーつまり「二次元」だけでいいみたい。

ところが、三次元で空間を考えようとした場合、タテ・ヨコ・奥行きを設定するため、xyzの3つの軸が必要なそう。

さらにその軸線上で円を描くとか、移動させるということをやろうとすると、どーしても+/-だけの「実数」では足りなくなるんだって。それで「実数じゃない」虚数を使う由。

こういのが、「使いみち」も含めてわかると、そーなんだー!と急に実感がわく。行列も、xyzの3つ以上の座標軸があるんだから、3点以上をわかるようにしなきゃ、というのでハハーンと(^∇^)。

あとは表記が独特の「三角関数」が関門だなー。sin, cos, tanも元の表記が分かったし、sこれは全部「数ではなくて長さ」だと納得、さらに「角度に応じた変数(はたらきかた)」というのも合点がいった。

*それなら一般的な変数の表記 f (x)と同じように、sin (x) とかにすればいいと思うけど、やはり歴史的な変遷があるのでそうもいかないらしい

ところが肝心の「角度」を、なんでθ(シータ)で表すのかわからない。インターネットで調べてみても、こんな酔狂な疑問を持つこと自体めずらしいらしく、もとになったらしい古代ギリシア語の綴りは出てこない(ということが多いので、自分はほとんど検索をしないのだけれども)。

やはりこういう時はOEDでthetaを調べてみるしかないなー。手間は手間だけど、こうした表記の「意味と由来」を確認できれば数学にも取り組める!とわかったのでありがたいけれど。

英語を身につけてて良かったと思うのは、「調べたいときに自分でOEDを調べられる」ことかもしれないな( ´ ▽ ` )ノ

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by ulyssesjoycean | 2016-09-18 11:19 | Comments(0)

おや、アンパンマンがいない? じゃんぽ〜る西『モンプチ 嫁はフランス人』第2巻

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(フランス人女性と縁あって結婚されたマンガ家のじゃんぽ〜る西さんが、お子さんの成長と奥さんのとのやり取りを綴ったエッセイコミック。祥伝社から950円にて発売中)

第1巻では0〜1歳児だった赤さんも、作中では立派な3歳児として活躍する、じゃんぽ〜る西さんの『モンプチ 嫁はフランス人』の第2巻。

お子さんが大きくなったことにより、3歳児なりの「社会性」という切り口が大変新鮮だった。

父母と日本語、フランス語で会話する赤さんが、大好きな叔母のメラニーがフランスからやってきたとき、「おや、この人には日本語が伝わらないんだ」と気づくあたりが、「語学人」(自称)として大変興味深い。

一方また、日仏の関係を描いてもいるけど、赤さん自身の対応に大きな差がないというのも「ふーん」と思わされる。だってくだんのメラニーおばちゃんとは、言葉もわからない頃から仲良しだったのだから、そうした「相性」に年齢や言語は関係ないのだな、とも。

それで今回、「おやっ」と思ったのが、「アンパンマンがいない」ということ。西家の赤さんはアンパンマンにアンテナなかったのかな。

ーーというのも、とかく幼児の間でのアンパンマン人気はものすごい。喃語しか喋れない赤さんでも、アンパンマンは好きだったりする。また、男女という性別の隔てなくアンパンマンは好きなようだ。

それでかねてから、「日本以外の場所でもアンパンマンは赤さんに人気なのだろうか?」ということがずっと気にかかっている。だってイギリスの『きかんしゃトーマス』が日本の赤さんに人気なのだから、その逆があってもおかしくない。

それだけに、この第2巻になってアンパンマンへの言及がないことに気づき、不思議に思ったのだった。単純に権利の関係かもしれないけど、アンパンマンの普遍性は知りたいなぁ。

*西家の赤さんは「しんかんせん」大好きなようだけど、これもまた多くの幼児さんに見られる傾向。「アンパンマン」「しんかんせん」「トーマス」は、言語以前の人間の本質に訴えるものがあるんだろうか。わかったらきっと大発見だと思う。

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by ulyssesjoycean | 2016-09-15 12:09 | Comments(0)

高山宏セレクションにエルネスト・グラッシ『形象の力』が邦訳!

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(高山宏御大が自著の中でリストアップしてきた、未邦訳の名著を復刊・新訳していく「異貌の人文学」シリーズ。・グスタフ・ルネ・ホッケの『迷宮としての世界』を世に出した編集人がこのエルネスト・グラッシさんの由。白水社より9月22日に発売予定。価格は5,800円強なり)

高山宏セレクションから、エルネスト・グラッシの『形象の力』が邦訳されますか! いやーめでたい。

古書店で原書を見つけた時は嬉しくて即座に購入したけど、悲しいかな、自分のドイツ語力では読み進めることができなかった。

乏しい知識で序文だけ読むと、どーもグラッシさんはイタリア生まれ、その後なんのかんので現象学のフッサールに師事、そうか、哲学の素養ある人のドイツ語では太刀打ちできなぁ、と。

そのフッサールさんのお弟子がグスタフ・ルネ・ホッケで、編集人グラッシとの縁はその辺にあるのかな? ホッケさんも住まいは南イタリアだったらしいから、地縁もあるのかもしれない。

ホッケさんの『迷宮の世界』も、気の利いた図書館で豪華版の一冊を見てみたけど、グラッシさんより遥かにムズカシイドイツ語で書かれていて、眺めるだけで終わってしまった。

まあ、その豪華版の本文デザインが、バーバラ・マリア・スタフォードの『ボディ・クリティシズム』原著デザインにそっくりだ!と分かったのは発見だったけれども。

そんなこんなで、興味はありつつもドイツ語のタカヤマ本は原書でチャレンジできない!ということで、グラッシの邦訳は大変うれしい。自分の乏しい知識で読んだ序文の内容があってるのかどうかもこれでやっと確かめられるな(^∇^)

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by ulyssesjoycean | 2016-09-14 12:33 | Comments(2)

「グローバル」と「懐かしの」『スターウォーズ エピソード7』

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(つい先日エピソード1〜3を通覧して、せっかくだからというので新作のエピソード7も見てみることにした。なんでもルーカスさんの映画でなくディズニーの作品になったとか。色んなシーンで『パイレーツ・オブ・カリビアン』を思わせたのはそのせいかな?)

スターウォーズ以前にSFに対してあまり関心がなかったはずが、ここ最近いろいろとヨコシマな考えからシリーズを通して見てみようという気になったのが隠し立てない真相。

エピソード4〜6、1〜3と来て、このエピソード7、時代の移り変わりを感じさせるのが、語学に関心を持つ自分としてキョーミあるところ。

というのも、レジスタンスのエースパイロットもパッと見インド系、それを助ける脱走兵はアフリカ系、砂漠でヤリを振り回すオネーチャンはブリティッシュなアクセント聞こえるから英国かオーストラリアなのではないだろうか(よく知らない)。

以前どこかの記事で、ハリウッド映画では俳優陣のエスニシティ(民族)を平等に配置するとかしないとか。昔は『48時間』でニック・ノルティとエディ・マーフィーが組んでたけど、今は更に多彩になってるなぁ、なんて。

それでいて、以前のエピソードや「往年のファン感涙の!」というシーンが目配りされており、それでいてこっちが一番感激したのが各種爆発のシーンのエフェクトがキレイなことだったりする。

エピソード1を見たときにも思ったけど、クーデターの憂き目にあったアミダラさんが、ジェダイの助けもあって何のかんので別の星の議会にたどり着き、「やっぱり星が心配なので帰ります」と言った時には、「アレ? それなら脱出しなくて良くね?!」と正直思ってしまった。

宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』を評した押井守監督が、「台風で施設が心配なら、なんで一回家に帰るんだ」とおっしゃって、思わず「ナルホド」と思ってしまった記憶ある。

スターウォーズは「フォース」という「よくわからない力」があるために、ピンチに陥るたびにくだんのフォースがコンビニ感覚でやってくるため、年齢を重ねた今となってはウーンと唸るしかない( ´ ▽ ` )ノ

でもあれだな、それなりに4〜6は面白がった記憶があるのだけど、やはり最初期のシリーズを見直してみるべきかな。どうも「イウォーク」(森の惑星エンドアに住むモコモコした生き物)が出てこないと、動物好きとしての意気が上がらないな(^∇^)

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by ulyssesjoycean | 2016-09-10 12:10 | Comments(0)

経済と数学を行ったり来たり、伊藤清『確率論と私』

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(経済の歴史を追っていくうちにいよいよ実学をやらねばならないということで、最後の最後に「ブラック=ショールズ・モデル」という数式を見てみたら、日本の数学者・伊藤清さんがその発想に貢献してるそうな。岩波書店から1,944円で発売中)

経済の実学を学んでみると、歴史と共に扱う数やデータが膨大になってきたので、「それを何とか分かりやすくしよう」という工夫が数学の公式として発見されてきた様子。

数学の表記に納得いかず、ずいぶんと寄り道したけど、さて実学に戻るかと思ってみたら、その総仕上げの「ブラック=ショールズ・モデル」の基礎となったのが、日本の数学者・伊藤清さんだという。

「ブラック=ショールズ・モデル」をネットで引けば、「なんじゃこりゃ」という式が出てくるけど、解説をもとに細かいところを見ていくと、e、つまり自然対数(オイラー数)が使われてたりする。

オイラーさんは18世紀に活躍した数学者で、その全集の刊行がいまだに終わっていない(!)というトンデモない多作な人。また、数学で用いられる表記を定着させた功績も大きいという。有名な人が使い始めると、それが広まるという一例だなー。

でも、経済学やファイナンスの最先端を行く方程式に、オイラーさんの名前がついた自然対数が使われてるというのにちょっとビックリ。自然対数自体は大変ベンリなものとして長く使われてきたそうだから驚かなくてもいいんだろうけど。

それにしてもこの伊藤さん、一体なにをした人なんだろうか。ブラック=ショールズの方程式を丸々書き写してはみたので、それと伊藤さんのお仕事をみると関連性がよくわかるかなー。

でもアレだな、経済学で用いられる公式や算出方法を、実際の数値で計算していくんだけど、計算過程の一部に「予測」が入ったりしてるのがエグい。

つまりそこだけは「計算を立てる人に委ねられてる」部分だから、一体なにを基準にして、妥当な落とし所をどう求めるのかなーとつい思ってしまう。だって他の部分は「調べればわかる」数字を使えばいいけど、「5年後の予測」なんてどうするのよ、という。

くだんの数学者・伊藤先生も専門は確率論のようだから、これもまた予測と言えなくもない。予測するやり方を考えるってことなのかな。

数学はからっきしだったけど、なぜか確率だけは好きだったので、そのあたり、後年の経済への関心に結びついてたのかもしれないなーーと都合の良い解釈をしてみる^_^

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by ulyssesjoycean | 2016-09-09 18:17 | Comments(0)

お絵描き用に『ほぼ日手帳』?

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(何かと話題になる「ほぼ日手帳」。そもそも手帳を使わずに来ているので自分には用がない商品かと思っていたけど、とよ田みのるさんが育児絵日記に使用、しかも水彩OKというので急に関心が。関心を持ったばかりなので値段は知らないという( ´ ▽ ` )ノ)

どうした弾みが最近はやたらと慌ただしく、また新しく学ぶ数学だの、日本語の本も古文や全集、分厚いものばかりで、かと思うと洋書は洋書でプルーストさんやエドマンド・ウィルソンほか、積ん読多数。

積ん読をしないのが自分の誇りだったのにーーという気分も最近は特になく、ようやく「ゆっくり読む」ペースができたのかもしれない。ものは考えようだな(^∇^)

ところが最近は絵もそれほど描けておらず寂しい限り。どうもハタから見ていると、デッサンをキッチリ学んだ人はその日の気分に左右されずに絵筆が持てる気がする。コンスタントな打率!というか。

一方のこちらはクロッキー派。デッサン教室に出たことあるものの、自分から見ても他人から見ても「一本線のクロッキー」の方が向いてるらしい。(聞いた話では、線にいくか面にいくかは生まれつきなんだとか)

そういうところへ「ほぼ日手帳」の新版が出たらしいというので、「お絵描き用」として持つのはどうだろうと思った次第。スケッチブックだと、「よし、やるか!」みたいなところがあるから、手帳でサイズも小さければ持ち運べるし、いいかも、なんて。

実際、応援するマンガ家のとよ田みのるさんは、ご夫妻でほぼ日手帳を使い、またそれを水彩育児絵日記として愛用してるそうな。でまた、お二人の描く絵が素晴らしい。

もちろん、同じもの買ったからって急に描けるわけないんだけど( ´ ▽ ` )ノ。現に、宮崎駿さん愛用の水彩絵の具「ホルベイン」もほっぽりっぱなし。宮崎駿さんに近づいている気配がない。むしろ遠のいてる(^∇^)。

ただ「絵を描く」というのは純粋な楽しみでもあるし、たいへん珍しいクロッキーの画法を教えてくれたフランスの作家さんも、「常に小さなメモ帳とペンを持ち歩いている」と言ってたから、形から入るべきかなー。

なーんか、ホルベインの絵の具の二の舞になる予感がすでにあるんだけど(^∇^)、ちょっと現物を確認してから考えます。

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by ulyssesjoycean | 2016-09-04 12:13 | Comments(0)