マンガとアニメーションと人文を、脱線(Digression)でつなぐブログ。
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ギプリャー!(魔方陣グルグル)

BGM(Back Ground MUsic)ならぬBGA(Back Ground Animation)を「魔方陣グルグル セカンドシーズン」にしてみたが、全部見ている(!)とはいえ、ギャグのセンス良く、見ていて嫌な気にならないのが素晴らしい。
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ちなみにファーストシーズンには、絵コンテとしてワタナベシンイチ(ことナベシン)(シロクマ注1)が参加していて、興味深い。「エクセル」「天地無用GXP」でも、エンドクレジットを見ると、監督なのに絵コンテを書いている回がやたら多いのは、この人が絵コンテ出身だからなのですな。

注:ワタナベシンイチ。アニメーション監督。「エクセルガールズ」など、「どうかしてる」系のアニメを手がけ、また本人の容貌も「どうかしてる」感じなので、「天地無用 GXP」の監督をするとなった時は従来からの「天地無用」のファンをビビらせたが、普通のアニメもやれば出来ることがわかったが、しかしなぜこの人は、監督作に必ずご自身が登場するのか、出たがりさん? ちなみに「カウボーイビバップ」の監督、渡辺信一郎とは別人なので注意(しなくてもわかるが)。
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# by ulyssesjoycean | 2005-06-04 13:26 | 駄文 | Comments(0)

クスリ捏ねる

Audioslaveの新譜が良さげですな。買いたし。
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あいかわらずクリス・コーネル(Chris Cornell)(シロクマ注1)は上手い。ほれぼれ。
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注1:クリス・コーネル(Chris Cornell)。シアトル系の三羽烏のひとり、Nirvanaのカート・コバーン、Alice in Chainsのレイン・ステイリー、そしてSoundgardenのクリス・コーネルというわけであるが、現在生き残って第一線で活動しているのはクリスだけになってしまった(合掌)。まあSoundgardenも解散、その後のソロ活動が不発と、Audioslaveのメンバーになるまでには結構紆余曲折もあったようですよ。
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# by ulyssesjoycean | 2005-06-02 14:38 | 駄文 | Comments(0)

Ugly,no women think she is(Leopold Bloom )

大貫妙子さんが、NHKテレビに出演。シュガーベイブ時代の曲などやるが、まるで古くない、というより73年に、周囲がキャベツをかじって銭湯がどうのと貧乏くさい歌に騒いでいるころに、この人たちはいったい何をやっていたのか。
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NHKBSで阪神戦、実況は広沢克実氏であったが、番組途中、他球場の途中経過が入り、ジャイアンツが例によってボロ負け。
「(アナウンサー)最後に木佐貫がでたようですけれども」
「(広沢)たかがしれてるという感じですね

チャンピオンズ・リーグ、早起きするとまだやっていたので、最後のPK戦を甘木君と見る。それにしてもキーパーdudekのあの動きは何なのか。訊くと、ゴールライン上を動くのはかまわないそうであるが、別な人に訊くと「あれは動きすぎ」とのこと。イギリス人(Britain)は「女房はかえても贔屓のサッカーチームは絶対かえない」らしく、BBCなどで、その後のことを見ておくべきであった。

「le magazine litteraire」に自分以外ではじめてLouis Menandに言及している記事があり、「Free World」なる著書が準備されているらしい。
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# by ulyssesjoycean | 2005-05-31 13:26 | 駄文 | Comments(0)

舞いまする!(尾白・尾黒 百鬼夜行抄)

巌窟王第四巻は一言で言えばフランス語の「obsede」。手元の仏和辞典で調べましょうといって調べる君ではないから答えを言うと、「いやらしい」のダブルミーニング。近頃流行の言葉で言えばambiguous(両義性)ですな。
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# by ulyssesjoycean | 2005-05-25 18:16 | 駄文 | Comments(0)

あーもうおわりだよ日本は!(あたしンち)

今回「le monde」で紹介されていた「Lettres d'Italie du Président De Brosses 」が恐ろしく気になる。
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紙上でも「フレデリック・ダゲーの素晴らしい編集のおかげで、グランドツアーがもたらした影響がどのように、18世紀イタリアの~云々」とあって、フランス語の筆致から書評子が興奮していることが分かる(新聞書評の読み方については呉智英(シロクマ注1)の「読書家の新技術」参照されたし)。値段を見ると8ユーロ強で、それほど高くない。どうしたものか。

注1:呉智英(くれともふさ もしくは ごちえい)。根源的かつ過激という両方の意味でラディカルな言論活動で人気を集める、といってもなかなかお茶目な所もある面白いおじさん(から、じーさんに近づいてきたけど)。この人のおかげで随分と知的に啓蒙された人も多いだろうし、事実現在活躍している物書きには(あまりおおっぴらに表明はしないが)熱心なファンが多い。文章だけでなくしゃべりも無茶苦茶面白いのはBSマンガ夜話にゲスト出演した回を見ると良く分かる。「俺は概して偏見かもしれないけれど、女ってものに嫌悪感があるのね(呉)」「人間じゃねえって感じ?(出演者)」「あーそうそう(呉)」って!
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# by ulyssesjoycean | 2005-05-24 11:24 | 駄文 | Comments(0)

セクハラは絶対いらないっすよねぇ(アンタッチャブル山崎)

先日、甘木と一緒に「ガンダムウィング」
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を全巻見終わりましたが、制作年次を見ると、エヴァンゲリオンに端を発するアニメーブームが巻き起こった95年で、もちろんこの作品もそのブームに一枚かんでいるのは疑いようもない事実、このウィングの前シリーズが「あれはガンダムだった・なかった」論争(?)を巻き起こした「機動武闘伝 Gガンダム」で、
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別にガンダムシリーズに大して思い入れのない(!)こっちとしては、「無茶苦茶面白いからいいじゃん」と考えていても、ファーストガンダムに転んだ(!)人たちにとっては、面白いのは分かっても手放しで賞賛できないらしく、ではそういう初期からのファン層と、男くさい前シリーズにバランスを取る意味でも女の子層をがっちり掴んだれや、ということで「攻殻機動隊」の監督をした神山健治(シロクマ注1)氏の言葉をひねって言うと「富野由悠喜の模倣者になります!」という制作意識にパトレイバーのデザインをやった出渕裕(シロクマ注2)氏を衣装デザインに迎え、かなり確信犯としてやりとげた(「OZ」なんてまさしくエー男がやたら出てくる樹なつみのまんま)、しかし恐ろしく完成度の高い作品でしたな。

それにしても時代の雰囲気なのか知らないけれど、モチーフや登場人物および設定が結構「エヴァ」に似ているものがあって、優秀な人たちというのは似たようなことを考え付くのだなと感心することしきり。「へぇ~」の連発ですよ。思いついたとこだけ言うと、

ウィング/エヴァ
ナイーヴなカトル君/ナイーヴなシンジ君
ゼロシステム暴走/エヴァ暴走
モビルドール/ダミープラグ
バスターライフルでどかーん/ポジトロンライフルでどかーん


それと宇宙コロニーを植民地・中央アジア地球をアメリカ合衆国ガンダムパイロットを自爆テロとすると、とてつもなくポストコロニアルな見方が出来ますよ。「誰も分かってくれないが、いつかは僕らが正しいとみんな分かるはずだ」というのは、テロリストを向こうからみた視点ですな。なかなかに意義深い。

注1:神山健治(みやまけんじ)。美術(つまり背景美術)出身のアニメーション監督。「攻殻機動隊 stand alone complex 1/2 」で「押井守の模倣者」になりますと宣言してシリーズスタート。アニメーションとしてより(だってアニメなのに殆ど動きがないのと尋常でないセリフ量)、ある種の近未来シュミレーションとして高い完成度を実現したが、セカンドシーズンは登場するキャラクターが日本をここまでしておいて、なぜそんなことをしたかったんだと思っていたら「やってみたかった」ではないだろう、というのでこっちは大いに鼻白んだ次第。ただ「草迷宮」は傑作。
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注2:出渕裕(ずぶちゆたか)。キャラクターデザイン・衣装デザイン・メカニックデザインなど、幅広くアニメーションのデザインを手がけ、パトレイバーのメカデザインで大いに脚光を浴びるが、実は「ロードス島戦記」のイラストにやられた人も多いはず、というか「ディードリッド」にがっちりやられた人多数。あのエルフのとんがり耳はこの人の発明なんだとか。
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# by ulyssesjoycean | 2005-05-23 13:02 | 駄文 | Comments(0)

噺下手 笑い上戸に 助けられ(古今亭志ん生)

注文していた「表象の芸術工学」が届きましたが、高山宏の全著作を読んでいるものとしては(!)、高山宏総ざらいといった体(てい)で、悪くはないけれども目新しい記述は特にありませんな。
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ひとつ、気になった記述が「世界と世界像」。よーするに人間が手前勝手に世界だと思っているのが「世界像」で、その向こうに(つまり人間中心主義な世界とは違う)「世界」がある、というカント(読みたくないなぁ)と後期ハイデガー(読みたくないなぁ)の主張が、「ホッキョクグマ」を撮った岩合光昭氏の世界観と重なる。
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この写真集のあとがきで、ある島でシロクマがくるのを待っていると、突然、背後にシロクマがあらわれたが、「この世の中に突然なんてない。そこに人間の思い込みがある」といみじくも語っていて、唸らされる。
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# by ulyssesjoycean | 2005-05-19 15:12 | 駄文 | Comments(0)

アニメ夜話第四弾!

アニメ夜話第四回の放送が決定したようですが(マンガ夜話の話がないところを見ると、唐沢俊一氏の言う通り視聴率低迷で打ち切りのようですな)、ラインナップは、

未来少年コナン
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エースをねらえ
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マクロス愛おぼえていますか
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ガンダム~エヴァときたらマクロスだよなぁ、という大方の予想通りのラインナップですが、なぜ出崎統(シロクマ注1)作品で「ガンバの冒険」ではないのか、と思ったけれどもTVシリーズは話数が多すぎて、コナン+ガンバなんて時間数をDVDで見るのは物理的に不可能でしょう。やってほしいけどなぁ、ガンバ。
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注1:出崎統(でざきおさむ)。遅れに遅れる手塚治虫の虫プロにスケジュール管理の(!)制作から入るという、地獄のスケジュールを見てきたアニメーション演出家で、「はじめ人間ゴン」「あしたのジョー1・2」最近では「白鯨伝説」なども手がけ、その独特な絵柄と演出で、誰が見ても一発で「出崎さんだ!」と分かる作風。代表作の「ガンバの冒険」はストーリーの面白さにも度肝を抜かれたが、それを支えているのが大胆に遠近を強調した非常に奥行きを感じさせるレイアウト(画面構成)だと最近気づいた。やはりすべてはレイアウトなのだな。
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# by ulyssesjoycean | 2005-05-11 15:48 | 駄文 | Comments(0)

それはそれ! これはこれ!(逆境ナイン)

「アストロ球団」が実写化されるとは・・・「逆境ナイン」に続き、(無駄に)アッツイ魂が復権してきましたな。つい先日、伊集院光(シロクマ注1)の「球漫」なる野球マンガオンリーの本の中で、伊集院と作者の中島徳博の対談を再読したばかり、これも何かの縁か。
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注1:伊集院光(いじゅういんひかる)。昼夜を問わずラジオ界では絶大な人気と信頼を得ている「痴豚(ちとん)」タレント。特に深夜ラジオでは局内を全裸原チャリで暴走するなど無軌道なるがゆえの異常なまでのテンションで圧倒的支持を得る。とはいえ、番組に届いた葉書・メールには全て目を通し、自分で選ぶなど、番組作りには非常に神経を使っているのも、支持されるゆえんか。
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# by ulyssesjoycean | 2005-05-02 13:59 | 駄文 | Comments(0)

ま行

待て! しかして希望せよ!(てしかしてきぼうせよ) アレクサンドル・デュマ作「モンテクリスト伯」(岩窟王)の岩波文庫版最終7巻の最終行。ちなみにジェラール・ドパルデュー主演のフランス国営テレビの内容はアダプテーション(改作)なので、原作で読むとまるっきり違うので驚く。またまたちなみに現在アニメーション「岩窟王」がDVDで二巻まで出ている。こちらは原作に忠実であるのだが、主人公をモルセールの息子アルベールに据えたことで原作を全巻読んでいる人間(そのうちの一人)を驚かせた。

ルセル・デュシャン(Marcel Duchamp)。網膜(retina)をキーワードとする20世紀を代表するアーティスト、らしいのだが、こっちは美術史(Art History)など何も知らぬから美術的にどういう位置づけになるかは知ったことではない。ただ恐ろしくぶっとんだヘンさで他の追随を許さぬあたり尊敬に値する。また作品の「見せ方」にもただならぬ神経を使い、それが代表作「与えられたとせよ・・・」だそうだが、これはアメリカのフィラデルフィア美術館まで行かねば見ることは出来ない(見ることは出来るが面白みはない)。ちなみにこの人の言葉で最も気に入っているのは「il n'est pas de solution, parce qu'il n'est pas de probleme(回答はない、というのも問題がないからだ)」

マンガ夜話(んがやわ)。NHKBSが誇る日本一の教養番組、であるかどうかは知らないが、「ただ読んでいた」マンガに「なんとなくではない」読み方を、書き手側から発信してくれる唯一のテレビ番組ではあったわけで、この番組によって夏目房之介・いしかわじゅん・岡田斗司夫の名前が記憶に残り、その後のマンガ論の土台を作った、というかマンガ論なんてものの存在を認めた、などというのは少々口幅ったいが、事実そうである点は大いに評価できるが、こういう番組に対していまだに「批評なんてものは必要ない」という意見が散見されるのは困ったもの(存在を否定しちゃあいかんよな)。

うらじゅん。デビューは「ガロ」の元(?)マンガ家・イラストレーター、であるのかないのか、もはやそういった肩書きは当の本人が一番どうでもいいようで、他人が絶対やらないような恐ろしく下らないものをえんえんとやり続けるその姿勢はマジなのか、マジでないのか(恐らく前者だろうが)。この人自身も面白いが、横のつながりも充実していて、いとうせいこう・山田五郎・田口トモロヲなどと、また恐ろしく下らないことをやっていて、どれも腹を抱えて笑うが、ベストは田口トモロヲと組んだ「ブロンソンズ」。ロッキーにテーマにあわせて「ブロ~ンソ~ン、ブロ~ンソ~ン、なんじゃこ~りゃ~」と歌うだけの(!)企画。こんなんばっかし。

みなもと太郎(なもとたろう)。日本マンガ界における最高の知性であるが、悲しいかな、ギャグマンガという体裁で日本の歴史を書き綴る「風雲児たち」という傑作も、知らない人は知らないが、知っている人間もそんなに多くはない作品でそれを呉智英(くれともふさ)氏が「あなたは長距離ランナーだから」と言ったらしいが、やはり本人は「売れない」と悩むらしい。それでも去年(2004)手塚賞だかなんだか権威ある賞に輝いて、「賞をやるのが遅すぎる!」と識者からは怒りの声もあがったようだが、これで少しでも読む人が増えてくれればと、切実に思うばかり。損はしないから読んで欲しい。

宮崎駿(やざきはやお)。押しも押されもせぬ日本を代表するアニメーション監督で、この人は直接的・間接的にではあれ、押井守・庵野秀明に大きな影響を与え、押井さんは「アンチ・宮崎としての直系」であり庵野さんは「エゴイストな部分とサービス精神」を受け継いだというが、ここまで自分ひとりで背景美術・ストーリー・作画と何でもかんでもやってしまうと、なかなか後進は育たないのかな、と思っていたら、最近活躍中の吉田健一氏は元はスタジオジブリ所属ということで、ようやくそういう人が出てきたのか、という感じ。ちなみに「カリオストロの城」を頂点とする氏の監督したアニメーションも面白いが、実は一番面白いのは本人であるというのは、知らない人も多いが、知っている人もそんなに多くはない事実。

森薫(りかおる)。ヴィクトリア朝を舞台にしたメイドマンガ「エマ」で人気を博すが、一連のメイドものと違って、この人の「メイド好き」は半端ではなく、また書き手が女性だということも読者を驚かせ、事実単行本後書きには「女って本当ですか?いまだに信じられません」という質問が来ていてなかなか笑える。同人誌で「メイドもの」ばかり描いていたら、なんと周囲はエロだらけで吃驚した、と語っているがそりゃそうでしょう。稀に見るインテリジェンスを感じさせる作家でもある。
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# by ulyssesjoycean | 2005-04-28 18:18 | Comments(0)