タカヤマ学派の一人として、新刊
『かたち三昧』(羽鳥書店)の発売、おめでとうございます! なんつって、まだ確認できてないんだけど(トホホ)。
ここ最近、人前で話す機会に恵まれる中、学魔・高山宏氏の話題は、非常にウケが良く、自分でもビックリしている。
人文学に関心ある人には知名度あるだろう――と思っていたけれど、全くそういう世界と接点ない方々に対しても(多少、スピーチの方向性は変えるとしても)、その反応の良さが、他に仕込んだネタと比べて、雲泥の差。
多少なりとも、絵が描けるようになった――という事情はあるにしても、タカヤマ氏の
『白鯨』論は、喋りの瞬間にして、目の輝きが変わるのが分かる。
すげー、やっぱりタカヤマ学は普遍の魅力あるんだ!と感動すると共に、なんだか持ちネタのようになってしまって、相済まない気分。
――といった個人的事情からも、タカヤマ氏の新刊
『かたち三昧』は、幅広く手に取っていただきたいと望む次第。
「人文レパートリー」のモノマネは、もうちょっと拡充したいんだけどね。こっちはもう
「芸人」だから、絵と口舌(くぜつ)で楽しんでもらえればそりゃ最高なのだけれど、芸の幅は広く持たないと(いったい何の話だろう、これは)。