出たー! 怪獣ダンマルワニスだー!!とかではなくて、これがどうやら画材(?)の一種らしい。
日々愛読している
『ももんち』は美術系予備校が舞台ということで、画材や画法も小道具としてよく出てくる。
ただ、昔っぽい少女マンガがテーマとしてあるので、そこが本筋ではないということから、バッサリなんの説明もない。潔くてカッコよいけど、気になるよね。
新聞紙に絵具を搾り出して、キャンパスを紙やすりでけずる――とか。石膏デッサンのとき、ハケ禁止と言われて木炭でハーフトーンが作れない――とか。
あとは石膏自体も、
「なんで今さらラポルトなんすか」というセリフがあったりして。どうもその先に
「マルス」というのがあるらしい――などなど。
数年前から絵の勉強を始めるにあたって、色々と資料を読み込んできたけど、そうしたテクニックや実際の手順なんかはなんも知らないなー。
こういうのって、その
「実感」を知っている人が読むと、ニヤッとするような仕掛けなんだろうなー。