色々の必要性プラス、いよいよ本式にやるぞ――ということで、比較的自由に、けっこうな数の仏書を借覧できるようになった。
これで、気にはなっていたけど――といったものを原書で読めるようになったのは本当に有難い。
そうして手に取った一冊が、フロベールの
『紋切型辞典』。気になったところを拾い読みするぐらいだけど、
「権利」の項に、
「よく知らない」なんてあったりするのがおかしい。
まあ、筒井康隆氏の
『乱調文学大辞典』は、更にこれのパロディなんだろうな。いまだに覚えてる項目は、
「マズルカ:マズらない」。
そうした仏書をたくさん読ませてくれる場所でも、さすがに辞書・事典のたぐいは禁帯出の由。ただそれ以外の、雑誌・新聞・DVD・BD(ブルーレイじゃなくてバンド・デシネ)はオールオッケーなので、これを機会にかたっぱしから目を通すぞー。
(でも聞いたら、そうした本式の場所でも、蔵書を利用する人は殆どいないそうな。なんともったいない(T-T)!)