テレビどころか、最近はすっかり無音の環境が心地よくなってしまい、CDなどをかける回数もめっきり減ってしまったけれど、その分、良かった番組にピンポイントで出会ったりすると感動のふり幅がひどい。
放送枠としては、日曜の午後7:30になるのか、
『ダーウィンが来た!』(NHK)で特集されていたクロクマの親子に大泣き。
朝から録画した番組を、しかもクマの親子を見てわんわん泣いているのはあんまりカッコイイもんじゃないけど、岩合光昭氏の
『極北を撮る』以来の大ヒットだな、これは。
悲しいシーンで泣くわけではなく、クマがぬーんと寝てるだけで、その大きな存在感にボロッボロ状態。
クマだったらなんでもいいわけでなくて、つい先日も
「白いクロクマを追う」という、似たような切り口の番組を観たけれど、こちらは何ひとつ琴線に触れるものがなかった。
やっぱり撮影してる人の親愛の度合いというのか、今回のクロクマ研究者のおっちゃんは、15年かけてクマの身近に行くことができるようになった人だけに、クマもリラックスしてるのか、表情がすばらしい。
大きな動物になるほど、
「威嚇」する必要がなくなるとかで、そういうどっしりした構えにやられちゃうんだろうねぇ(笑)。
(おお!
同番組のHPで、今回の放送の名場面の画像が見られるよ! 調べみるもんだね。BS2になるけど、7月11日の午前5:30から再放送もあるみたい。
そういえば、先週から思いつきではじめた「文学雑学コレクション」も、そこそこ好評いただいているようなので、もうちょっと続けようと思います)