昨日激ホメした
『コミックビームFellows!』(エンターブレイン)、あれから再三再読してみると――やっぱり良いんだよねー。
中でも出色だったのが、中川きれえ氏のデビュー作
『ボーイミーツ内なるガール』。これがまたいいんだ。
「女の子が欲しかったわー」という母の一言をきっかけに、女装することになった主人公ハルト。困惑しながらもその二重生活(?!)が二年続いたところで、ばったり同級生に出くわす。
その同級生が、女装バージョンのハルト(女性名:ハルカ)に一目惚れ。出会いがしらに告白されて、さあハルト(ハルカ)はどうするのか――という爽快な一話。
デビュー作とは思えぬ高い完成度と、なにより画力とコミカルさのバランスがすばらしい。おっもしろいな――と、何度も読んじゃったよ。
模写も試みたけれど、鉛筆の線を拾ってくれませんな。この百倍端正な絵柄で、ぜひ次回作を、いや、この続編が読みたい!と痛切に思いましたな。