久しぶりに
『イエスタデイをうたってEX』を読み返したら、冬目景氏のインタビュー部分に、けっこう写真への言及がある。
絵かきの世界と写真の世界は、親和性があるのだろうか。
以前、写真を絵のアナロジーで捉えようとしたところ、相手の写真家氏の気分を害してしまった(だと思う)ことがあり、安易にそうした触れ方はしてはイカンな――と反省させられた。
でも先日、別な写真家氏にお会いしたら、修行時代、気に入った写真(広告)を見て、それと同じように撮る訓練をした由。絵で言う模写に近いものですか?とお尋ねしたら、そうですそうです!という反応が。
写真に対するアプローチも色々だなぁ――と考えさせられた。
こっちが絵の世界に肩入れしてるもんだから、つい
「写真家」とひとまとめに考えてしまい勝ちだけれど、そういうザックリザックリな考え方ではイカンなぁ――と。
この先、レンズや露光や露出といった技術を学ぶと、その辺、皮膚感覚で分かってくるのかもしれないけど。自分でやるなら、やっぱり絵の方がいいなぁ――と。
(ただ、絵を描くにしても、広角とか望遠といった知識はあったほうがいいらしいので、その辺がジレンマかな。
以前i-Padでそんな話をした記憶があるけれど、それこそカメラみたいな精密機械を持ち歩くのは、おっちょこちょいな自分としては、おそろしくてなかなかできない)