ほとんどコマ切れのようなプレースタイルになってしまうけれど、
『龍が如く4』(セガ)、やっぱり面白いわー。
なにより、ゲーム界では屈指の脚本完成度、つまり、日本語がしっかりしてるので、その点で不安なく楽しめるのは嬉しい。スゴイ世界(〇クザ)の話だけれども。
ほんとにちょっとずつ進めているけど、見ていると、CGでは
「重さ」を表現するのが大変みたい。
結局、モーシャンキャプチャーというのか、実際の役者さんの動きに合わせてキャラクターを動かしているはずなのに、肩に手をかけるシーンでも、重量感といったものがまったく感じられない。
だからダメだ――ということが言いたいんでは勿論ないよ。これだけ技術が進歩しても、そうした部分で課題が残るんだなぁ――と、感慨深いものがある。
あとは、画面がキレイすぎることだろうか。
以前、
『イノセンス』の絵コンテを読んでいるとき、とかくCGでは画面の情報量が過密になるので、半分以上を映像処理の段階で消してしまうのだとか。
もちろん、現場からは非難轟々。でもそうしないと、最終的に見やすい画面にならないという。そしてまた、消すためには、書き込まないといけないというジレンマ。
『龍が如く』では、画面にあるものがことごとく見えてしまっている状態なので、そうしたことが頭をよぎった。でもまぁ、実際やるとなると、相当大変でしょうなぁ。
なんのかんので、縁があって、
『龍が如く』シリーズも、第一作を除けば四作目までプレーしてきたことになる。
ゲームにかける気力が以前とは比べ物にならない中、細切れのプレーでも、ちゃんとシリーズを通しているあたり、やっぱり魅力のある作品だと思う。攻略情報なしでは、ちとシンドイものがあるけれども。