少しずつ楽しむ
『龍が如く4』(セガ)、要所要所のイベントシーンで、おおっ、名台詞!というような、アツイ言葉が聴ける。
ただなぁ、主人公たちがみんな裏の世界の人間だから、色々と考えてしまう。もう、最近はヒーロー然とした人にこんなこと言われても、ピンと来ないんだろうなぁ――と。
共感する云々でいえば、
『コードギアス』。ヒット作には目を通しておかなくては――というので見たけれど、誰に感情移入していいのか分からないつくりだった。
ファンの方に会う機会あったので、誰に感情移入して見てるんですか――と尋ねると、はかばかしい返答を得られず、というより、感情移入云々は抜きにして楽しんでるみたい。
『龍が如く』シリーズでも、いくら事情があるとはいえ、それやっちゃうと共感はできませんよ――というキャラクターばかりだから、かえって今はこうした感情移入を排したつくりのほうがいいのだろうか、とも思う。