憧れのおじさんのひとり、なぎら健壱氏による
『酒にまじわれば』(文春文庫)がとても面白そう。
もともとは朝日の連載だったかな? 酒にまつわる短文がおさめられたもの。いいなぁ、このとぼけた感じ。
歌が上手くて文章がうまい、実はとても知的なおじさんなのだなぁ――と昔から敬愛していた。今月号の
『ユリイカ』でも、氏のところだけ熟読。
(そういえば、これもまた憧れのおじさん、吉田健一の『乞食王子』が講談社文芸文庫で出ているのを目にした。
でもなぁ、それだったら吉田健一集成で購入した方がいいような気がしてきた。文庫とはいえ、一冊1340円でしょ。それならその倍を出して豪華本でもっておきたい)