遅ればせながら、
『Dictionnaire du français langue étrangère 』(Larousse)を手にする。名著の誉れ高いだけあって、読み始めるとすごくオモシロイ。
初級・中級でレベル分けがあって、自分が読んでいるのは中級のNiveau 2なんだけど、これが悲しいかな、どこに行っても手に入らない。
フランスから取り寄せることも考えたけれど、アチラでもとんでもない古書価格がついている。学習辞典の古書が100ユーロ越えって何?!という感じ。
駿河台出版社から
『ラルースやさしい仏仏辞典』として刊行されているようだけど、これも絶版で、またしてもとんでもない古書価格。
よく語学書などに、
「フランス語学習者なら必携の一冊」みたいなことが謳われているけど、そんなに持ち上げるんなら、ちゃんと買えるようにしないといけないんじゃないだろうか。
(下世話なことを言えば、一時期の田中小実昌方式で、古書価格が高騰してるものを再販すれば、そこそこ売れるのではないか――などと考えてしまう。
刊行年次が古いから、活版印刷で活字が擦り切れているし、ツールとしてもテクストとしても、読むには版形が小さいから、もちょっと大きくして欲しい)