フランス語の勉強は結構だけれども、その一方で
「もう一度ちゃんと英語を勉強しなおしたいなー」とずっと思っていた。
で、以前からやろうやろうと思っていた
『英文法マスターコース』(アルク)を購入。先日言っていた
「テクスト」というより、まさに学参!という感じの一冊。
でもツールとして考えた場合、これはこれで非常によくできていて、受験参考書としてはもちろん、自分のようにもう一回基本をやり直したい、確認したいという人にもオススメの一冊。
愛読するテクスト系の参考書は、それだけつくりもしっかりしていて、読んでいて楽しいものの、やはり短時間でざっくり復習するにはあまり向かないようにも思う。
その点こっちは全体が22課だから、一日一課やれば、一月以内に終了する。一日2課なら半月で終わる。これぐらいの短期間で一通り見直せるのはありがたいよね。
学生時代、英語は得意だったものの、それがかえってアダとなり、文法を煎じ詰めて勉強しなかった。洋書を、具体的にはジョイスを読むためにもう一度文法書を頼りにゼロからやったけど、それでもやはりアナがある。
具体的には、
「仮定法」。これについてはちょっと前にこってり絞られた経緯があり、もちろん指摘してくださった方にそんな悪意は毛頭ないものの、
「まぁまけておけ」という気分でやっていたのをズバリ突かれる結果となり、冷汗三斗。
後年、必要に迫られて一から勉強したフランス語の方が、メンドクサイ文法事項にも一通り目を通す結果となったので、なんだかなぁ――と思ったり。
高校生のような気持ちで、当分はこの学参をみっちりやりたいと思う。でも、さすがにそうそう間違えないので、気分的にはかなりラク。