先日の投稿でどうもニーチェが気になると書いたけれど、ニーチェの作品で一番気になるのが
『善悪の彼岸』。
有名なのは
『ツァラトゥストラ』の方だろうけど、あれを以前中公クラシックスで読んだらまるでピンとこなかったということがあり、翻訳の相性だったのかもしれない。
で、
『善悪の彼岸』がなんで気になるかと言うと、The Cultというバンドに
『Beyond Good & Evil』という名盤あり、バンド自体それまで全然知らなかったけど、インタビューを読んだら、
「ニーチェの影響」とボーカルの人が語っていた。
善悪の彼岸!なんていうと大げさだけど、なんだ、英語では
「Beyond Good and Evil」なのかと思い、どうも哲学思想系の訳語はしかつめらしい印象になるなー。
そういえば、ツァラトゥストラも、ゾロアスターのことだという。高校の世界史でそんな話が出たと思ったんだけど、ゾロアスター教をドイツ語でまんま表記しちゃってるから、そうなるらしい。
(ニーチェの著作も今は光文社の古典新訳文庫で揃ってるみたいなので、ちょっと目を通してみようかな)