今日はじめて、
ジョン・メイヤー「Daughters」の歌詞を読んだけれども、これが泣ける。読みながらボロボロ泣いてしまった以上、歌詞を訳して(訳詩て)みようと思い立つが、尊敬する
吉田健一氏が
「詩の翻訳をというのは自分で一からその詩をつくるぐらいの気構えでないといけない」とおっしゃっていたとおりで、小説や評論を訳すのより途方もなくシンドイ。
I know a girl
She puts the color inside of my world
and she's just like a maze
Where all of the walls all continually change
And I've done all I can
To stand on her steps with my heart in my hand
Now I'm starting to see
Maybe it's got nothing to do with me
Fathers be good to your daughters
Daughters will love like you do
Girls become lovers who turn into mothers
So mothers be good to your daughters, too(words written by John Mayer, "Daughters", Hevier Things, 2003 Aware Records LLC.)
ひとりの少女が
僕の世界が華やぐということを教えてくれた
迷路のように
その道すじは変わり続けるけれど
やれることはやったと
彼女の進む道に足をのせると決めて
かかわりのあることもないことも
見つめていこうと思う
娘を見守るのは父だから
その娘も 父のように愛することを知って
恋人となり やがて母になった
そして母もひとしく 娘を見守るようになる(translated by Shirokuma)
上に原詩を、下に訳詩をならべたけれども、興味のある人は読み比べてください。
「Daughters(娘)」というタイトルだけれど、これは
父親の歌ですな。
ちなみに曲は、MTVのページで、一曲丸々聞くことが出来ます(例によってCMが入るけれども)。ただプロモーションビデオに出てくる女の子が、うーんという感じ。
http://www.mtv.com/bands/az/mayer_john/artist.jhtml