『クリント・イーストウッド 自らを語る』が放送されたけれども、イーストウッド氏の話す英語は素晴らしい。淀みなく喋りつつも、devious、redeemなど、ひねりの利いた語彙をちらっと見せ、ユーモアでまとめる、このエレガントな頭の良さには脱帽。
氏は監督もしているから、当然その話にもなるのだが、一番興味深かったのは
撮影に使うレンズ(lens)の話題。絵や消失点の勉強はずいぶんやったけれども、そういえばカメラのことは何もしらなんだ。
レンズには
ズームレンズ(zoom lens)、
単焦点レンズ(fix lens)があり、
シネマスコープ(morphic 何とかと言っていたが聴き取れず)では、
標準(50)・中望遠(70)・望遠(100)・広角(?)というのがあるらしい。
一体
ズームと
単焦点では何が違うのか(曰く、単焦点の方がクリアかつ問題が少ないとのこと)。
シネマスコープ(mophic なんたら)とは何なのか。標準(50)の50(英語ではfiftyとしか言わなかった)とは何のことなのか、レンズの大きさ? 露光? そういったことも何一つ知らない。
消失点の勉強も一区切りついた感じだし、今度はカメラやレンズのことを調べてみるか。クリント・イーストウッド氏のような、とびきり頭の良い人の話を聴くと、勉強したい、知りたい、ということが必ず出てくるからフシギだ。いや当たり前か。
ひとまずこの二冊を探して勉強してみる。