ミヒャエル・エンデ『Die Unendliche Geschichte(はてしない物語)』をようやく読了。
『モモ』とあわせてドイツ語で読了したページ数が700を超えた。どんな言葉でも
2000ページ読めば分かるようになるから、残りは1300ページほどになる。
それにしてもミヒャエル・エンデ氏の頭の良さというのはタダゴトではない。対談本も読ませていただいたが(むろん翻訳)、博覧強記というより、学は東西に広く識は古今に及ぶといった、実にエレガントな頭の良さ。さりげない語り口の中に、作劇法、悲劇を喜劇にかえる手法などなど、とにかくヒントとなるものがぎっちり詰まっている。ドイツ語不人気のせいで読まれないというのは、ちと寂しい話である。