(ゲーム制作で使われる数学や物理を一通り学べる由。そんな本があったらと思っていたけど、2015年に発売されてたのね。SBクリエイティブから2,970円で発売中)
山本貴光さんの『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)からスタートして、「そうか、日本語でプログラムすればいいのか!」と気が楽になり、ちょこちょことプログラム関係の本を手に取ることになった。
要は設計図がシッカリしてること、それを機械がわかるように翻訳していくことがキモだろうと思うんだけど、やはり数学や物理の考え方も避けては通れない。
というより、プログラミングをかじってはじめて「ああ、数列はこういう時に使うのか!」や、「そうか、二次関数は文字で線が書けるんだ!」などなどに関心が湧いた。
リーマン予想やポアンカレ予想は好きで追っかけてたけど、実際に数学の「使いみち」を教えてくれたのはプログラミング。
正直、「佐藤くんと田中さんが池の周囲を時速何メートルで回った時に〜」なんていう現実離れした課題より、ゲームから数学に入った方がいいんではないかと思うくらい。
「画面の中心に四角を表示する」だけでも、数列その他の発想がないと出来ないとか、「単純だが長い」と「複雑だが短い」コードのせめぎ合いなど、色々と考えさせられることは多い。
その辺りを本式にやらないと入門書の先にも進めないと思ったので暫く頓挫してたけど、この堂前嘉樹さんの『ゲームを動かす数学・物理』は読み物としても面白そうなのでぜひ一度目を通したい。
読んでみた結果、「やっぱわかんねーな」ということになるかもだけど^_^